欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

10年保証のウソ

2008年 10月 7日

営業マンから「新築は保証がついているので全く心配ありません。」
と言われた人がいます。

でも、その保証の内容を知れば決して安心などできません。
この保証というのは「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく
新築住宅の10年の瑕疵保証制度を指していると思われます。

瑕疵保証制度とは簡単に言えば
「瑕疵(欠陥)があれば10年間は修補をするように」との命令です。
瑕疵に対しての保証ですから、家電の保証のように
「壊れたら無料で直します。」という性質とは違います。

ちなみにこの規則は違反しても罰則がありません。
また保証10年間というのは構造体だけに適用されます。
その他は2年とか5年とかの短期間です。

こんな保証ですから、初めから瑕疵(欠陥)のない家作りをすればあまり
意味がありません。

逆に欠陥住宅では10年間だけ瑕疵担保保証でもあまり意味がありません。
なぜなら欠陥の多くがすぐには出てこないからです。
大地震、経年劣化などの際に問題が表に出てきます。
ですから10年間以降は施工者に責任がなくなるのでは困ります。

だから営業マンのセールストークに惑わされないでください。
営業マンは契約を取ることが仕事で、家作りには関係しません。
だから「保証がある」と言って。説明を終わらせる時があるのです。

私はそれに代わる提案をさせていただきます。
それは「保証という言葉にだまされず、自分でできることを行うこと。」です。

第三者の施工チェックを入れることは有効です。
ぜひ、あなたも一緒にチェックに行ってください。

そして専門家の説明を受けながら自分の目で確認することです。
分からないことや気付いたことは何でも聞いてください。
そして写真を撮ってメモを残してください。
シロウトでもわかることはたくさんあります。

これを嫌がる業者は要注意です。
嫌がるのには理由があるからです。

と言ってもたいていは嫌がります。
でも施主なのですから堂々と要求しましょう。

「瑕疵担保責任は期間を超えたら面倒を見なくて良い。」
と言う意味を含んでいます。
その後は完全に自己責任です。

家を建てたら、長期間(できれば一生の間)快適に生活していただきたいと
願います。
そのために家作りの時にはちょっとだけ苦労してみてください。
きっと後悔せずにすみますから。 

確実さを求めるなら契約書や見積書が出る前にNPOにおいでください。
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