欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

良心的な大工さんの嘆き

2009年 7月 4日

 

瑕疵保険(住宅瑕疵担保履行法)がもうすぐ実施されます。
10月以降に完成予定の物件では第三者の2回の検査も始まっている
事でしょう。

しかしこの保険はそれほど安心できるものではありません。

前回(瑕疵保険の落とし穴)の続きをお話します。

まず第三者の検査が2回に減ったのは前回お話した通りです。

この検査には10年間の瑕疵保証が付いています。

ところがその保証に、こんな一文があるのをご存知でしょうか?

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保険金をお支払いできない主な場合
次に掲げる事由により生じた損害に対しては、保険金をお支払い
いたしません。
* 住宅事業者(下請負人を含む。)の故意もしくは重大な過失
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   瑕疵担保責任法人 株式会社住宅あんしん保証 のHPから転載

つまり「故意や重大の過失と判断された欠陥住宅には保険金は
支払われない」のです。

これは大変重要なことです。

わずか「10年間の欠陥が見つかったら直す保険」でも「支払い拒否」の
可能性があるのです。

これでは保険の意味がありません。

さらに第三者の検査は、前にも述べましたが、上棟まで。
つまり骨組みの部分で終わってしまいます。

これで本当に安心と言えるのでしょうか?

私は強い疑問を持っています。

こんな法律を盾にして「これで家作りは安心です。」などと言っている
営業マンの声に耳を貸してはいけません。

問題があった頃には、その営業マンはもういなくなっているでしょう。

あなたが自分で問題の解決に当たらなければならないのです。

ぜひこんな風に厳しい心構えで家作りをしてみてください。

それが10年後20年後のあなたへの、すばらしい贈り物になるのです。





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