欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

家作りは家族の物語

2009年 11月 11日

 

以前にこんな体験をしました。

完成間際のAさんの家の検査に行ったNPOスタッフが息せき切って
帰ってきました。
「施主さんの奥さんから握手を求められたんです。これほど素敵な
家ができるとは思わなかったって。」
NPOスタッフもとてもうれしそうでした。

「そうか、あれから1年近く経つんだな。」
彼の話を聞いて、Aさんとの最初の出会いを私は思い出していました。

1年前、Aさんは建売住宅を購入する計画でした。

しかしその家はご家族の要望とは違う家でした。
さらに適正な工事を確信できる資料がありませんでした。
(もちろんすべての建売を否定するわけではありません。)

そのため不安をぬぐえずに、NPOに相談においでになったのです。

その後Aさんはご家族と相談をして、欠陥のない、そして自分たちの
希望に沿ったしっかりした注文住宅を建てることを決断しました。
それはとても困難な道のりのように見えました。

まずAさんが望んでいた場所では、土地がなかなか出てこなかったのです。
さらに予算は建売+α程度でした。

でもAさんは決断しました。その建売の購入を断ったのです。
それから以前のように、土地を探し回りました。

でも今までも散々探し回っても見つけられなかった土地がすぐに
出てくるはずもありません。
もちろん、これに関してはNPOでもどうしようもありません。

「こうなったら腰をすえてがんばろう」そう決めたAさんに
朗報が飛び込んできました。
建売の業者から、まだ建物が建っていない土地だけを売ってもいい。
との連絡でした。
Aさんにとっては渡りに船です。

そして喜び勇んで、再度NPOにおいでになりました。
安くて良い家を建てるご相談なら私たちの得意分野です。

そんな経緯でAさんは建売の金額+αで、自分たちの家を
建てることができました。

そのAさんの奥様から、感動的な喜びの声を聞けて、感慨無量でした。

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他の施主さんと同様、Aさんご家族を私はずっと忘れません。

家作りは人の一生の中でも、とても大きなイベントです。
そして家族ごとに完成までの大きな物語があります。

責任は重大ですが、お手伝いできる私たちは幸せです。





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