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コラム 杜のつぶやき

◆ベストの土地が最初に出てきた悲劇◆

●2016年 5月 7日

仙台では震災以後、建築に適した土地が少なくなってきました。

それで今回は土地の決め方をお話します。 

だいぶ前の話ですが、Aさんは今と同じ学区内である仙台市内N地区に
土地を探していました。

そこは人気がある場所なので苦戦が予想されましたが、
なんと探しはじめたとたんに希望通りの土地が出てきたのです。

Aさん夫婦は喜びましたが、探しはじめたばかりだったのが悲劇でした。

「こんなに簡単に希望の土地が出てくるということはもっと良い土地が
出るかも」と疑心暗鬼になったのです。 

そしてその場では決めることなく、夫婦で一晩考えることにして一旦保留に
しました。

でもやはり買おうと言う事になり、次の日に朝一番で電話を入れたところ
不動産屋が申し訳なさそうに言いました。 

「残念ながらあの直後に別の人が申し込んでしまいました」 Aさんご夫婦は
ショックを受けましたが、どうすることもできません。

その後、N地区でこれ以上の条件の良い土地が出てくることはありませんでした。 いくつか土地は出るものの最初の土地と比べるとどうしても見劣りします。 

Aさんはそれから何年も待ち続けました。

Aさんの無念さが私達にも伝わってきました。

土地に100点はありません。
価格、広さ、学校や病院などの施設、地盤、考えるべきたくさんの要素があります。 土地探しの前にそれら要素をあらかじめ家族で考える事が今は必要かもしれません。
そして希望を満たす土地が出たら早めに買付証明を入れる。
これが土地が不足している仙台ならではのアドバイスかもしれません。



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