欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

◆ 性能保証の過信は禁物 ◆
2004年 7月 30日
 近頃多いトラブルの一つが基礎のトラブルです。その多くは基礎にひび割れがたくさん入っていたり不同沈下の恐れなど今後に影響がありそうなものばかり。

 そんな時、危ない業者から出るひとこと。それは「性能保証がありますから大丈夫。」という言葉。意外にこの言葉で納得してしまう施主が多いのですがそれは危険をはらんでいます。なぜならこの言葉は手術前の医者が「僕は腕が悪いけど保険に入っているから失敗して後で悪化してもタダで直してあげるよ」と言っていることと変わりがないからです。

 保証といっても「問題があれば最長10年間直します。」と言うだけの話です。(ちなみに「具体的にどのように直すのか」を明確にしない例もよく聞きます)大きな地震などで欠陥が原因で家がつぶれ、命を落とした後で修理してもらうことがどれほど安心だと言えるのでしょうか?それよりもきちんとした施工がはるかに重要でしょう。「保証があります」の言葉を過信してはいけません。

 先日、建売を買った後に住宅会社が倒産した方から相談がありました。購入1年後に建築士から「近い将来に家が傾くだろう」と診断されたそうです。ところが会社は倒産しているので性能保証をしている会社に「直してください」とお願いしたところ「問題が出てから来てください」と追い返されたとの事。保証の不完全さが良く分かる例です。

 やはり良い施工をして家を建てることが先決ですね。




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