欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

◆ 家の価値をもう一度考えてみませんか? 
2004年 11月 29日
 展示場や建売を見る時、一般の人は設備を中心に見るようです。豪華なキッチンやユニットバス、きれいな壁紙などを特に注目します。
 でも家の事情を知っているプロは設備をほとんど評価しません。彼らは家の工法や断熱など構造体を重点的に調べます。なぜなら家の本当の価値は構造にあるからです。
 皆さんはプレゼントをもらったらラッピングと中身とどちらが大事ですか?もちろん中身ですよね。設備はリフォーム時に交換される一時的なものです。そういう意味ではちょっと長く使うラッピングだと言えます。でも家の住みごこち、耐久性、耐震性などの基本的な性能はすべて構造体で決まります。
 なぜこの話をするかというと、今の住宅は構造体にほとんどお金をかけず、設備だけにお金をかける傾向が強いからです。特にローコスト住宅と建売がこれに当てはまります。
 設備がそこそこきれいで値段が安いとそれで十分だ。と誤解する方が多くいます。そしてしばらくすると「寒い」「戸が開きにくい」「シックハウスがひどい」といったトラブルが出ます。そして何年か過ぎるとさらに深刻な問題がたくさん出てきます。
 住宅は構造体ですら最長10年の保証しかありません。だから後からクレームをつけてもメーカーには逃げ道があるのです。ある工法ははじめから20年程度の寿命しかないことも公表されています。(もちろんこの事実は営業マンから聞かされることはありません)
 私たちの知合いでこの類の家を作っている大工さんがいます。この間お話したときこんなことを言っていました。「こんなものまともな家じゃないよね。でもこの方法で家を売ると儲かるから止められないよ。」
 これから家を建てる方はどうぞ詳細な見積を取って、専門家に見てもらってください。そして構造をきちんと確認することをお勧めします。もちろん私たちも個人相談会で喜んでご説明いたします。




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