欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム
◆ Sさんのはなし ◆
2003年 2月 4日

 今回はちょっとつらい話です。Sさんご夫婦のことを書きます。
 Sさんご夫婦と初めてあったのは今から1年前のこと。昨年1月のセミナー会場でのことでした。最初の印象は非常に強いものです。人の良さそうな御夫婦がセミナーをじっと一生懸命聞いておられました。そのあと、Sさんご夫婦は発言を求められました。話しを聞くと、どうやら欠陥住宅と思われたため、後日一級建築士を伴ってSさん宅へ。やはり明らかに危険な欠陥住宅でした。
 店舗つきの住宅でしたが、店舗の入り口が高くなっており、階段が異常に急な角度でとても危険です。とてもお店の入り口ではありません。その他にもシックハウスや他の問題も山積みです。良くこんな設計をしたなと、建築士の声。その後、2,3度とメーカーの責任者など3名と話し合いが持ちましたがらちがあきません。挙句に「文句をつけるならアフターはしにくいですね」などと脅迫とも取れる言葉を吐く始末。(これは私からの抗議で取り下げましたが)
 これからこの家に住みつづけなければならないSさんに気持ちを考えると悲しくなりました。最後には「でも私、店舗付きの住宅なんてやったこと、無かったんだもの」と担当の女性がはき捨てて帰りました。「それなら最初に言って欲しかった」とのSさんの言葉も今となっては空しいものです。今でもこのメーカーは仙台市内に2棟も展示場を持って活躍しています。私たちは彼らに何のペナルティーも課すことができませんでした。
 私たちはできる努力はいといません。でもSさんのように普通に生活していた善良な方が突然悪夢に襲われるような現場を見るのは切ないものです。
 みなさんにお願いです。欠陥住宅は他人事ではありません。もつれたら大抵は数百万円も出して訴訟をするか、泣き寝入りしかないしかない状況です。どうか慎重に、慎重に会社を選んでください。そしてぜひ住宅に詳しいアドバイザーを入れてください。私たちでも良いですし、ご自分のお知り合いでも構いません。素人だけでは相手の思うがままです。
 なお、Sさんは自分の家を皆さんへの警鐘としてお見せしたいと仰っております。御覧になりたい方、お話しを聞きたい方は私までメールを下さい。


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