欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

◆ 建売と注文住宅の違い 
2005年 6月 16日
 このごろ建売や売り建てのトラブル相談がまた増えてきたと感じます。多くの方は建売を「プロが前もって作った注文住宅と変わらない質の住宅。」と考えている方がいます。しかし購入後にそれが誤解であったことに気付きます。
 今回のコラムはぜひ建売をお考えの方に読んでいただきたいと思います。ちょっと長いですが必ず参考になりますからぜひ読んでください。
 建売住宅は比較的値段も安く、建物を見て買うことができるので安心感があります。しかしメリットばかりではありません。まず注文住宅はなぜ建てるのか考えてみましょう。それは施主さんにお願いされたからです。つまり「お施主さんのため」に家を建てるのです。
 では建売はどうでしょう。簡単に言えば「儲けるため」に建売は建てます。「良い土地があったら土地だけ売るのはもったいない。必ず建売か建築条件付けにする。建売にすれば家の金額の半分は利益にできるから」とまで言う不動産業者もいます。すべてがこうなのかはわかりません。
 でも「建売は儲けるために建てる」ことはどこも同じようです。その利益を確保するためにいろいろなコストダウンが計られます。一つは部材を安物に変えること。そして手間を省くこと。
 さらに職人の工期を短くして費用を抑えることなどです。さらに携わる職人さんも違います。建売は待遇が良くないので腕の良い大工さんは注文住宅の建築にまわります。また施主さんがいませんから、大抵は第三者がチェックをしない状態で家が仕上がります。だから同じメーカーでも注文住宅と建売の質はかなりの隔たりがあるのが一般的です。
 家は出来てしまえば壁紙や床、設備などしか見えません。肝心な構造体や基礎の状態は隠れてしまいます。そうなると質の良い家もそうでもない家もあまり変わらなく見えてしまうのが怖いところです。ある建築士はその著書の中で「建売住宅の寿命は20年」とはっきり明記していました。
 「そんなばかな。」と思うかもしれませんが、決して根拠の無い主張ではありません。どうか正しい知識を取り入れて悔いの無い家づくりをされることをお勧めいたします。




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