欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

◆ 住宅会社選びのコツ 
2005年 7月 21日
 このごろリフォーム詐欺のニュースが流れますがそれにも共通した話です。よく家を建てる方に「住宅会社選択の基準は何ですか?」と伺うと大勢の方が「信頼できる会社にします。」と答えます。では会社の信頼性をどうやって評価すれば良いのでしょう?
 大抵の方は「感じが良い。」とか「何度も来てもらっている。」ということだけで相手を信頼します。それがトラブルを招いていることをニュースは物語っています。
業者の信頼性。それは相手の行動そのものが最も雄弁に語ります。しかしある人は別なことを信頼の判断基準にするようです。
 だいぶ前にマンションを建てたいとの相談が来たことがありました。施主さんは普通のサラリーマンでした。マンションを建てるのはもちろん初めてのことです。
「大金が動くことですし、どうぞ慎重に進めて下さい。」とアドバイスをしました。
 その後持ってきた見積書を確認したところ、業者はなんと1,000万円もの経費を不正に水増ししていたことが判明しました。半端な金額ではありません。
「この会社は貴方をだましています。信頼のできる会社とは思えません。」とご説明をしました。
 後日、施主さんからお電話がありました。「信頼できないからやめます。と会社の方に話したら、結構値引きをしてもらえました。だから信頼してこのまま契約します。」
 私は驚きました。目先の値引きなんてほとんど意味がありません。いくら価格が安くても素人の見えないところでいくらでも経費は抜くことができます。それに契約後に値段が上がることもよくあることです。でもこの方はこれ以上聞く耳を持ちませんでした。それで話は終わりになりましたが、いつか問題に直面するのではないかと心配しています。
 普通は自分をだました会社をもう一度信頼して契約することなど考えられません。きっとこの方は信頼の判断基準を「値引き」に置いたのでしょう。こうやって彼の一生の財産がこの会社に託されました。
 この例は極端ですが「今月キャンペーンで○○がサービスです。」「アンケートを出したら200万円の値引きが当たりました。」「本体価格がものすごく安くなります。」と言う形で施主の信頼を得ようとする会社がたくさんいます。
 でも本当に信頼できる会社を選びたいなら相手の行動を良く見てください。そうすればきっと良い会社を選べます。もし確信が持てなければNPOにご相談ください。NPOにはほとんどすべてのメーカーの情報がありますから。




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