欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

◆ 古屋を高額なリフォーム 
2006年 11月 17日
有名メーカーでの築30年の古家のリフォーム相談でした。

建築士の調査で基礎は無筋コンクリートであることがわかっています。
(無筋コンクリートとは布基礎の中に鉄筋が入っていないものを意味します。
今ではありえない、地震に非常に弱い作りです。)

確かにキッチンや風呂などの目に見える部分は新品になります。
でも基礎など肝心なところはほぼそのままの状態でした。
このリフォームの価格はどの程度だと思いますか?
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なんと、新築とほとんど変わらない金額でした!すでに契約も終わっています。
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私たちは唖然としてしまいました。
施主さんは小規模のリフォームを希望していたものの、営業マンのペースに巻き
込まれて、引き返すタイミングを失っていました。

この金額では35年ローンを組まざるを得ないとのことです。
施主さんは若くてまじめそうな、そして少し気の弱そうな人でした。
リフォームのベテラン営業マンならあのような施主さんなら赤子の手をひねる程度
なのでしょう。
それにしても。。。。

考えて見てください。
若い施主さんはこれから35年、つまり働いている間ずっと、
築30年の古家のローンを払い続けるのです。
営業マンはどんな気持ちでリフォームを薦めたのでしょうか
無筋コンクリートのあの家の構造体が合計65年も持つと思って薦めたのでしょうか?

私たちにはそうは思えませんでした。
この家がローンの途中でだめになったら(多分なるでしょうが)施主さんは
どこに住むのでしょう。
「営業マンだから営業をしたまでだ。」
そんな開き直りの声が聞こえてくるようです。

不安げな施主さんを前にして
「こんな理不尽な事がまかり通って良いのか!」
心の中で叫びました。




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