欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

欠陥住宅、欠陥工事、契約トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い コラム

◆ 怖い契約書 
2007年 6月 5日

先日も契約書のチェックをしました。
たいていの契約書には業者が一方的に有利で、施主に不利な内容ばかりが
掲載されています。

しかし多くの施主さんは契約書をきちんと読みません。
そのため問題が起きてから自分の置かれた立場に気が付くことになります。

契約書はわかりにくい文言で書かれていますから、ここではわかりやすい言葉に
置き換えてご紹介します。
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住宅メーカーA社の契約書の中身

・下請けへの丸投げを無条件で認める
・手抜き工事が見つかった場合、業者は自分が考えた金額を施主に支払えば
 直さなくて良い
・建築中に業者のミスで第三者に被害を与えた場合、業者が「負担が大きい」と
 主張したら施主も負担すること
・建築中は業者以外現場には立ち入り禁止
・付帯工事・オプション他の金額は契約後に判明するが、施主はその金額の
 大小にかかわらず契約を解除したら契約金額の20%を無条件で業者に支払う
・引渡しの時に問題があってもその場で直さないで、引渡しをして完成金額を
 受け取ってから補修すれば良い
 (完成金額を受け取ってからだと、直しに来ない業者も多いのです。)
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信じられますか?これがたった一通の契約書の中身です。
これを聞いた施主さんは頭を抱えてしまいました。
「とても良さそうなメーカーだったのに。。。」

このような一方的な契約書トラブルを避けるにはどうすれば良いでしょうか?
それは施主から公平な契約書を指定することです。
「そんなこと、認めてくれるの?」と心配な方もおられるでしょう。

万が一、公平な契約書を業者が受け入れないなら、そんな業者と契約しなければ
良いだけです。
「自社に有利な契約書しかダメ!」などという業者と付き合う必要はありません。
さっさと別の業者を探しましょう。
まともな業者なら公平な契約書を指定されれば快く応じるものです。

公平な契約書とそれを受け入れる良心的な業者を探すこと。
良い業者選びの第一歩はそんなところから始まるのかもしれません。





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