欠陥住宅・リフォームトラブルから身を守れ!トラブル事例、業界のカラクリから原価までプロだけの情報を公開します。


住宅事件簿

私たちのところにはたくさんの個別相談が入ります。
その中でトラブルのご相談を参考にご紹介いたします。
宮城県内で数十社のメーカー、工務店のトラブル相談が寄せられています。
なるべく早い段階でご相談に来られることをお勧めします。 予防が最高の手段ですから。

ここに書いてある事例は単なるトラブルではありません。 この事件簿で取り上げるのは以下の時です。


・仕組みに問題があるため、今後も被害者が出ることが予想される場合

・住宅トラブルが会社ぐるみで行われていると考えられる場合

・会社側に非があるにもかかわらず問題を隠したり、だましたり、
 無視したりといった不誠実な行動に終始した事例

・違法行為が故意に行われている場合

・意図的と思われるだましのテクニック

・その他、施主さんに有益と思われる情報

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■FILE 155

★ヤフーニュースで欠陥住宅を大きく扱っています。

豪華マイホームに欠陥 家主の前で崩れる家

1億5千万円で依頼した家が欠陥住宅だった上に手直しを依頼すると工事をストップされました。

施主さんは3,000万円もの費用と7年の時間をかけて裁判をして欠陥は認められたものの、
判決は「工務店は2,411万円を支払え」というものでした。

つまり欠陥を認められたにも関わらず、裁判費用さえ出なかったのです。

住み続けることができないと判断した施主さんは取り壊して建て直すことに。

施主さんの目から悔し涙が溢れます。

弁護士は『知識を持っていないお施主さんの場合、施工会社やハウスメーカーのほうが立場として強い』と言います。

これは決して例外事項ではありません。

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■FILE 154

★営業マンの言葉を安易に信じるのは危険です。

Aさんは家を建てようと思いましたが、不安な点があり個別相談においでになりました。

『実はマンションを持っています。営業マンがそれを売ったら残債を支払っても
○○万円以上残ると言われたのでそれを頭金に家を買おうかと思っているのですが不安が残ります』

あなたがAさんと同じ状況だったらどのように判断しますか?

実は以前にも私たちのところに同じような内容のトラブル相談が持ち込まれました。

その方をBさんとします。

Bさんは『今住んでいる家は○○千万円で売れます』というZ社の営業マンの言葉を信じて、
家が売れる前に新しい土地を買って家の建築を始めました。

「新しい家が完成するまでに今の家の買い手を見つけて、
新しい家が完成したら引っ越して今の家を明け渡そう」

ところが営業マンの言った価格で売りだしたところ誰も買い手が現れません。

困ったBさんは買取業者に金額を出してもらったところ金額が
1,200万円も下がってしまったそうです。

Bさんは残金を請求されているものの、今の家が売れないため支払いができずに
頭を抱えてしまいました・・・・・。

もちろんこんな例ばかりではありません。スムーズに売れた例もたくさんあるでしょう。

しかしこうしたトラブルが起きているのも事実なのです。

住宅建築は一生で一番高い買い物です。

ですから「営業マンにすすめられたから」「会社の人が大丈夫だと言った」などで
安易に信用しない方が良いと思います。

最終的にはあなたがすべての責任を取らねばならないからです。

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■FILE 153

★契約前には15万円の工事が契約後に60万円になった例

信じられますか?でも本当の話です。

住宅会社では契約前にはオプション工事も安めに出します。そうしないとお客さんが逃げるから。

でも契約後の追加工事なら多少高めに設定しても逃げられません。

A会社では契約前の見積書で15万円だった工事が、B社では契約後の追加工事として60万円になっていました。

これは一部なので全体ではものすごい金額になります。驚きですね。

大部分の住宅会社はB社の方法を取っているので注意が必要です。

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■FILE 152

★不明なお金を請求する住宅会社

個別相談を受けているといろんな相談が入ります。先日は仙台を代表する有名な住宅会社とお話をしている方でした。

「もうすでに50万円を支払っています」という話に首を傾げました。なぜかというと相談者はまだ何の契約も発注もしていないからです。あなたもたとえば車の営業マンと話をしただけで、契約もしていないのにお金を支払わされたらイヤですよね。この方はそんな状況でした。

領収書の但し書きには「工事代金として」と書いてあります。でも工事を依頼したことはないそうです。

つまりこの有名住宅会社では架空請求で50万円もの大金を取ったわけです。これは施主さんが他の会社に行けなくするための手段です。あとから施主さんに不利な条件が出ても断ることは難しくなります。

初めて家づくりをする人は、早めに個別相談にお越しになりませんか?まず住宅会社が決して言うことのない基本的な知識を知ってほしいと願っています。

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■FILE 151

★条件付の土地契約と工事請負契約を同時に行って処分

日経ホームビルダー2016年5月号によると名古屋の業者が建築条件付の土地契約と
工事請負契約を同時に行ったために監督処分を受けました。

本来は土地の契約から3ヶ月以内に家の詳細を決めて金額が確定してから
工事請負契約をします。

その時に金額が合わないなどの理由で工事請負契約が締結されなければ
土地の契約は白紙撤回になり、手付金は全額返されます。

ところが工事請負契約をしてしまうとそれら消費者を守る取り決めが使えなくなります。

この契約方法は消費者に大きなリスクになることはこのサイトでも指摘しているとおりです。

今回の買い主は同時に契約をさせられたために、手付金320万円を放棄しなければ
ならなくなりました。

こうしたやり方は仙台でもいまだに横行しています。

さらに消費者をだます手口は他にもたくさんあります。

おかしいと思ったら契約をせずに私たちにご相談ください。
内容をチェックさせていただきます。

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■FILE 150

★お笑いコンビ スリムクラブ内間氏の欠陥住宅報道

お笑いコンビ、スリムクラブの内間 政成がバラエティー番組
「快傑 えみちゃんねる」に出演し「どんどん欠陥が見つかる」と窮状を訴えました。

詳しくはこちらクリック

断熱材が敷いてないそうで、「7月の時点で寒いです」と笑いを誘った。
MCの大平サブローは「冷房がいらん」とツッコむと、
内間は「冬は極寒です。床に暖かいような生地を敷いてくれと言われた」と
業者の対応も明かし、「手直しするのも無理」と述べた。 とのこと。

私が今回の事例で特に問題だと思うのは、業者がきちんと対応していないことです。

こんな家に毎月23万円のローンを支払っているとは笑うに笑えないですね。

下手をすると内間さんは一生苦しむことになります。

実は有名人でも欠陥住宅の被害者はたくさんいます。

それは一般人と違いがありません。

違っているのはテレビなどで発信できることぐらいです。

この報道で欠陥住宅が多いことと、深刻さを知っていただければと思います。


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■FILE 149

★イタチごっこに終止符を

このサイトでは住宅のトラブル事例を数多く書きました。

それによって同じ事例で悩まされる人が少なくなればとの思いです。

ところがこの頃、それが無意味ではないかと思うようになってきました、
イタチごっこに思えるのです。

私がサイトで公表したトラブル内容を元に施主さんが業者と話します。

でも業者もそれをわかっていて「その事例とは違います」という内容にして
別の落とし穴を作ります。

契約前に個別相談においで頂ければ安心なのですが、
残念ながらサイトを見ただけで業者と交渉している人が別の落とし穴に
落ちた事例を聞きます。

ホームページでたくさんの事例を出すことが、
逆に施主さんに悪影響なのかもしれません。

業者はそんなに甘くありません。

もちろん良い業者もいますが、気をつけるべき業者もたくさんいます。

まともな見積書を出す業者は今でも少数派ですし、以下の悪徳業者さえ、
いまだに営業をしています。

◆ コラム「仙台の悪徳業者がTV放映される」
◆ フジテレビスーパーニュース(首都圏版)放映されました

彼らは私たちを潰したくてウズウズしていることでしょう。

彼らからネットで中傷を受けても、私たちは声を上げるのをやめるわけにはいきません。


■FILE 148

★不動産会社の煽り文句にご注意

先日、建て売りを購入したい方が相談においでになりました。

営業マンから契約を煽られてこう言われたそうです。

『今月契約すれば0.55%で借りられます。でも来月になると復興支援が無くなるから
2%以上になります。急いで契約しましょう』

もちろんこれはウソです。
該当する銀行さんにも確認しました。
いきなりこんな高くなるはずがありません。

でもこのように嘘をついて煽る会社が後を絶ちません。
営業マンの売りたい気持ちはわかりますが、消費者にとっては有害です。

一生に一度の高額な買い物ですから、しっかりと納得して購入することが大事だと私は考えます。
騙されたくない方や見積のチェックをご希望の方は無料の個別相談においでください。


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■FILE 147

★住宅の予算を上げる手口

家を建てる時に守るべきことの1つは予算です。
いくら良い家ができても家計が破綻したのでは話しになりません。

それなのに予算以上の家を提案する営業マンがいます。
今まで多かった手口は太陽光です。

太陽光で儲かるであろうお金を支払いに回して予算を上げましょう。という提案です。
本当にその金額が手に入ればいいのですが、確定していない収入で
予算を上げるのは危険すぎます。

さらにこの頃は投資を勧める会社まであるそうです。
投資でお金を増やせることを前提に予算を増やそうということだそうです。

あまりにも怖い営業方法です。

■FILE 146

★マンション傾斜問題でなぜ私たちがTVで放映されたのか?

10月21日水曜日午後6時フジテレビ系列(宮城県では仙台放送)
fnnみんなのニュースマンション問題で NPOハウジングネットの代表 佐々木孝(私です)が
放映されました。
TV局からインタビューの依頼が来た時には驚きましたが、良い機会と思い、
東京お台場のテレビ局まで行ってまいりました。

「なぜ仙台の小さなNPOがTVに?」と疑問を持たれたかもしれませんね。
実はこれには2つの理由があります。

一つには信頼性です。
おこがましいですが私たちはすでに15年近く住宅問題と取り組んでおり、
TV局の人と一緒に詐欺師まがいと対決したり住宅問題と取り組んできた実績があります。

そのためテレビ局からも信頼をいただいているのだと思います。

もう一つは業界から睨まれることを覚悟しているからです。
現場で働いた人なら問題を知っているでしょうが、ほとんどの人は声を上げません。
業界には居られなくなりますし、ネットなどで誹謗中傷を受けたりします。

だから私たちのように睨まれる覚悟ができている人だけが声を上げるのです。
私は現場で働く人が覚悟を持ってもっと声を上げて欲しいと願います。
そうすれば問題が洗い出されて業界が良くなると思います。

PS  12月に私が書いた住宅問題の本が全国発売されます。
    ぜひお手にとっていただければと思います。


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■FILE 145

★マンション傾斜問題でフジテレビからインタビューを受けました

今回のマンション偽装問題でフジテレビからインタビューを受けました。

10月21日午後6時からのFNNニュースで全国放映されました。

宮城県の方は仙台放送でご覧になったかと思います

今回の問題では幾つかの建築システムの欠陥が暴露されました。

まずデータの改ざんなどがあると、チェック機能がとても弱いということです。

このサイトでも再三申し上げているように第三者のチェックがどうしても必要です。

またこの問題の根本原因の一つは下請け孫受けの関係です。これが欠陥を生んでいます。

今回の直接的な原因の一つは杭打ちをした旭化成建材と言われていますが
この会社は孫請けです。

一次下請けは日立ハイテクノロジーズと言う会社ですが表に出てきません。

工事はこの会社のマージンが差し引かれた金額で進んだはずです。

それが今回の欠陥の裏に潜む構造的な問題です。

「マンションは偽装があっても戸建住宅は問題などない」そう思っている方がいたら
ぜひ考えを改めてください。

戸建て住宅はマンションに比べてもっと問題が多いと断言できます。

今回の件では建て替えを含めた提案があったそうですが、これはかなり手厚い対応ですが、
戸建て住宅では深刻な問題でもこんな提案はありません。

ヘタをすると延々と続く裁判になってしまいます。

ですからこれから家を建てる方に申し上げたいのです。

『今回の問題はあなたにも振りかかるかもしれません』

個別相談においで頂ければ宮城県の実例と予防法をご説明します。

ぜひそうしたことを知ってから家を建ててください。
そうすれば欠陥のない良い家を建てることができますから。

欠陥住宅、欠陥工事、契約の欠陥や住宅トラブルのご相談、欠陥防止のお手伝い

■FILE 144

★ウソがまかり通る住宅展示場

シルバーウイークに仙台市内の住宅展示場に行ってきました。
何人かの営業マンと話をしましたが、正確な情報を話してくれる人と
明らかにウソの説明をする人がいました。

まずA社の展示場に行きました。大体の坪単価を聞くと営業マンは教えてくれました。
その回答はおおよそ正確だと思いました。
次にB社に行きました。
坪単価を聞くと「最終的に50から70万円で建てられます。
それ以上の方もまれにいますが」と営業マン。
でもそれはウソでした。

公表されている資料ではB社の平均坪単価は80万円を超えているからです。
「坪70万円以上の家がまれ」なワケがなく、50万円で建てられるとも思えません。
多くの住宅メーカーはいまだに「消費者を守る」という感覚を持っていません。
残念なことです。

消費者保護には正しい情報が必要です。
住宅建築業界が正常になるまでこれからも情報を公開していきたいと思います。


■FILE 143

★大手住宅メーカーで犯罪行為?!

Cさんは大手住宅メーカーと契約をしました。

私たちのところに持ち込まれた見積書はいつもながら大雑把な見積書です。

Cさんが現場を見ると、明らかに安い材料が使われています。
でも明細見積書もないため文句も言えません。
工事も粗雑なので何度も抗議をしました。

しかしどうしても許せないことがありました。

それは外構工事をしてもらえないことです。

見積書に外構工事として130万円を計上されていたのに、家の引き渡しを受けた後も
外構だけ工事が始まりません。

店長に抗議をすると店長はすぐに飛んできました。

そして店長はおどろくべきことを言い出したのです。

「外構工事のことは決して会社には言わないでください。私が個人的に責任をもって行いますから」

Cさんは見積書に入っている工事なのに、なぜ口止めされるのか意味がわかりませんでした。

みなさん、これが何を意味するかをおわかりになりますか?

私の予想が当たっているならこの問題には犯罪が絡んでいます。

そしてこのメーカーはだれもが知っている会社です。

今後の動きが注目されます。


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■FILE 142

★それ見積書じゃないですよ

個別相談では見積書のチェックもしています。

ところが多くの方が見積書ではないものを見積書だと勘違いして持って来ます。

それは何だと思いますか? 正解は『資金計画書』です。

資金計画書とは住宅の大まかな予想金額や外構、地盤改良費、諸経費などを
大まかに書いてあるものです。

契約とは関係がありません。

「この見積書を見てください」と言って出された紙に「資金計画書」と書いてあるのです。
見積書なら契約時に有効ですが、資金計画書では何の意味もありません。

ですからこれを見積書と信じて契約をしたなら、白紙の委任状を住宅業者に
与えるようなものです。
とても危険なことです。

資金計画書を持ってきた方にこの話をするとみなさん驚かれます。

彼らは営業マンから「これが見積書です」と説明されているようです。
相手をだますようなやり方は正しくないと私は思います。
残念ながら住宅や法律の知識がない方は説明を信じて契約をし、
あとでつらい目にあっています。

一般社会では性善説で生きていけるでしょうが、住宅建築の時には
どうか慎重に考えて自分の大事なお金を守ってください。

NPOに相談においでになった方も、一回だけではなく、
ぜひ何回も来て欲しいと願います。
何度おいでいただいても私たちは大丈夫です。
いつでも歓迎いたします。

そうすれば契約トラブルに陥ることがないことでしょう。


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■FILE 141

★土地を探してもらう時に一つだけ確認すべきこと

家を建てる際には土地が必要です。
ある方は不動産屋さんに行って土地を見つけて契約しますが、
実はそれはとても危険です。

なぜなら不動産屋さんはあなたの希望する家が建てられるかを判断できないからです。

もしかしたらあなたの希望する家や庭がその土地に入らないかもしれません。

ある方は土地を買ってから住宅会社に相談に行ったら
「この土地に希望の配置はできません」と断られました。

日影規制に引っかかってしまったのです。
ですから土地を決める前に必ず住宅会社(建築士)に土地を見てもらう必要があります。

ところが住宅会社に依頼すると、会社の立場が強くなり、他の住宅会社に
行きにくくなります。
「土地を世話したのは私たちだから、家も絶対に契約してくれないと困ります」と
言われて断れなくなることがあります。

それを防ぐために住宅会社に土地を依頼する前に確認すべきことがあります。

住宅会社に土地を見てもらう前にこう話してください。

「土地の紹介をお願いする代わりに、住宅の契約は御社を優先的に考えますが
確約はできません。それでもよろしいですか?」

もし「ノー」と言われたらそこに依頼するのはやめましょう。
この確認をしてから会社を選べばトラブルになりません。
住宅建築はたくさんのトラブルがあります。

こうした小さい積み重ねがあなたを守ってくれることでしょう。


■FILE 140

★アパート経営、一括借上にご注意を

2015年5月11日のNHKクローズアップ現代ではアパートのサブリース(一括借上)の
問題を特集しました。→詳しくはこちらクリック
人口が少なくなっているにもかかわらずアパート建築が全国で毎年増加しています。
理由の一つは「30年間一括借上で安定した収入」という大手住宅会社の触れ込みです。

確かに30年間一括借上と聞くと年金のような安定感を感じます。
ところがそれが大間違い。
全国で大問題になっており、国民生活センターにも相談が多数持ち込まれています。

なぜかというと「建築費が高い」「借り上げの金額は減額されることがある」
という現実があるからです。
実のところサブリースは『ハイリスク・ローリターン』です。
ある被害者の例が紹介されていました。
土地の持ち主が一括借上げ契約を結んで銀行からの借金で
アパートを建てました。

ところがアパートがなかなか埋まりません。
そのため住宅会社から借り上げ料金の値下げが通知されました。
2回めの通知ではローン以下の借り上げ金額になったため
資金繰りが頓挫してしまい、施主さんは途方に暮れていました。

現役の住宅会社の営業マンが匿名でインタービューに応じていました。
「建てた時点でまず利益が確定し、そこが業者が絶対儲かる鍵なので」
「リスクを負っているのは会社でも銀行でもなく地主さんなので」
「将来的に空き室が見込まれる家賃が減額が見込まれるような場所に
無理やりどんどん建ってしまっている」

つまり一括借上げという甘い言葉で価格の高いアパートを建てさせて、
採算が合わなくなったら借り上げ金額を下げるという会社のやり口なのです。

驚くような話ですね。

私達のところにもアパート経営で困っている大勢の方が相談に来ています。
そのため以前から何度もこのホームページで警告しておりました。
アパート経営は経営です。

リクスはつきものですし、経営は自己責任で行なわねばなりません。

決して「有名な会社だから」とか「一括借上だから安心」などという言葉に
惑わされないことをおすすめします。

ご希望の方は私たちのところにご相談ください。
もっと大事なお話をさせていただきます。


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■FILE 139

★契約後の不安

Aさんが相談においでになりました。

今回は契約後の相談です。
「まだそれほど金額は上がっていないのですが」と不安そう。

見積書を拝見すると。。たしかに不安になるだろうなあ、という内容でした。

見積は一式見積だけで詳細がありません。
さらに見積の項目も抜けている項目が幾つもあります。

抜けている項目は無料なのでしょうか?それともこれから請求されるのでしょうか?

すでに金額はかなり上がっています。
私たちとしてはよく見る見積書ですが、でもAさんにとっては初めての経験。

さらに契約書を拝見すると施主さんが不利になる一文が。。。
きっと施主さんは不安なことでしょう。

でも契約した途端に、主導権は施主さんから業者に移ってしまいます。

契約前ならいろいろな対抗手段がありますが、契約後では使えません。
書いていない項目が追加料金になるのか、それとも無料になるのか?
(見積書には「ここに記載のない項目は別途かかります」の一文も不安要素です。)

しばらくは経過を見る事になりました。

個別相談では契約後の方にも対応しています。
でもつらい相談が多いので、ぜひ契約前に来て欲しいです。
契約前であれば「相談に来て良かった」と笑顔になっていただけますから。  

個別相談を受けた方の声


■FILE 138

★一貫性の法則の悪用

ロバートチャルディーニ氏の「影響力の武器」という本に
一貫性の法則が出てきます。

これによると人間は一貫して行動したがるという性質を持っているそうです。

これを知っている営業マンはできないこともイエスと言って話を進めます。

そして仲良くなって、話が進んでいってから初めて一部分をノーといいます。

その後にノーが積み重なって最終的に全く違う家になることもあります。

でも一貫性の法則が機能しているためにそのまま話が続いていくのです。

ある会社では素人の営業マンが注文住宅の間取りを作成します。
当然ですが、契約後に建築士がみて手直しが入ることになります。
そのために施主さんの希望が削られても多くの施主さんは落胆しながらも
そのまま話を進めます。

この方法が有効なために横行するのでしょう。

それでは施主さんが気の毒ですしフェアではありません。

しかしそうやって建っている家がたくさんあることも事実です。


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■FILE 137

★値引きってどうなの?

先日相談に来られた方が言いました。
「住宅って何百万円の値引きがポンとされるんですね」
よく聞く話です。

その方の反応は「だから不安なんです。その金額はどうやって捻出されるんでしょう」

なるほど、確かにその通りです。

営業マンの一言で何百万円も値引きされた時などは、施主さんは両極端の反応をします。

一つはこの相談者のように不安に思うパターン。
もう一つは躍り上がって喜ぶパターンです。

住宅会社が自分の利益を軽々しく何百万円も下げるわけがありません。
それには必ず裏があります。

金額が契約後に上がるか、工法や建材、職人手間などが安くなるか、
またははじめから値引き枠を準備していたかのいずれかです。

だから前者の不安に思うタイプの人が的を射ています。

営業マンのトークに影響されない賢い考えの方だけが最終的に良い家を建てられそうです。


■FILE 136

★定年後に行き詰まった住宅

30年前に家を建てた方からの相談です。
大手住宅メーカーで家を建てた方でしたが、水回りが古くなり雨漏りなどのガタが
あちこちに見られるようになったそうです。

しかしリフォーム代がとても高く、支払いができない、という相談でした。

当時の資料を見ると長期点検を謳っていたため、黙っていても持つと思っていたようです。
しかし30年でガタが来てしまいました。

リフォームは工法によって簡単にできる場合と難しい場合があります。

残念ながら、今回の家はリフォームが難しい工法でした。

さらに会社独自の工法ため安い他の会社に依頼することもできません。

でも建て替えでは負担も段違いに大きくなってしまいます。

こんな状態に陥っている30年位前の家は少なくありません。

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家を建てる時にはたくさんの選択項目があります。
その選択項目に「将来まで安心な家」を入れてはいかかがでしょうか。

修繕しやすく費用のかからない工法、他社でも修繕できる工法、長持ちする材料です。
そうした家を選べば定年後でも安心して住むことができます。

個別相談ではそうした説明も行います。

詳しくお知りになりたい方はご一方ください。


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■FILE 135

★法律の抜け道

私たちは法律に則した正当な主張をしますが、一部の業者さんは抜け道を
たくさん知っています。

AさんはNPOのサイトを読んで見積書を依頼しました。

これは法律に基づいた正当な要求です。

すると業者さんは
「分かりました。では契約の直前に出しましょう。契約日を決めてください」と
迫ってきたそうです。

それでAさんは判断に困って個別相談に来ました。

建設業法の条文では見積書の提出の時期までは定めていませんが、
法律の趣旨から言って施主が検討する十分な時間を与えることが妥当と考えられます。

今回の業者さんは、施主が自分に不利な内容を見つけ出す時間を与えないという
法律の抜け道を使ってきたのです。

ですからAさんには見積書は契約時ではなく前もってもらう交渉をすることをおすすめしました。

こうした抜け道をプロはたくさん知っています。

今回の方は契約前に相談に来てくださったので幸いでした。

きっと大部分の方は個別相談に来ることなく、業者さんの言葉に従っているのでしょう。

個別相談ではホームページでは伝えきれないたくさんのノウハウをご説明しています。

個別相談に来る方はホームページを見ている人の中でもほんの一握りに過ぎません。

ひとりでも多くの方にご利用いただきたいと願っています。

相談を受けた人の声


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■FILE 134

★住宅メーカー名を公表します

私は15年間のNPO活動を元に本の執筆を計画中です。

公平を期すために有名住宅メーカー22社に質問状を送らせていただきました。
もちろん質問状だけではなく返信用封筒に切手をつけて丁寧にお送りしました。

質問自体も常識的な内容です。

うかがったのは基本的な以下の3点です。

問1 明細見積書を契約前に貰えるのでしょうか?

問2 住宅の総工事費を契約前に確定することは可能でしょうか?

問3 契約で国交省民間工事標準請負契約約款〜などの契約書を用いることは
    可能でしょうか?

お送りしたのは11月上旬で、回答は12月末までとお願いしました。

残念ながら22社のうち、返事を下さったのは1社だけでした。

この会社は宮城県では営業していません。

回答がないことは予想していましたが、やはり残念な思いです。

当法人は法令を順守する会社を応援していますが、極めて少ないのが残念なところです。


■FILE 133

★アフターサービスの不安

先日お受けした建築後の相談は基礎についてです。

「基礎のヒビ割れは○○というやり方で直します」と説明しておきながら
セメントを塗って終わりにした。という内容でした。

ヒビ自体は大きな問題では無かったものの、会社の対応に対して施主さんは
不安が募っていました。

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建築後のトラブルで見受けられるのがアフターサービスの不安感です。

「不具合の対処を約束してくれたのですが実行されません。アフターに来てくれません。」

そうした声が聞かれます。

住宅会社にとってアフターサービスはお金にならない作業です。

だから営業の時のように俊敏に動けないのもわかります。

でもやるべきことはやってもらわねばなりません。

完璧なアフターをこの時期に求めるのは酷かもしれません。

しかし「連絡が取れる、返事がもらえる、約束は守る」くらいは行って欲しいものです。

そうすれば多少対応が遅れても施主さんは不安になることはないでしょう。


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■FILE 132

★抗議メールが来ました

住宅事件簿の記事への抗議メールが届きました。

送り主はオープンシステムの関係者で
「せっかく盛り上がっているのだから余計な記事を書くな」という内容です。

私は残念な気持ちになりました。

事件簿の記事は私怨を動機に書いていません。

仕組みに問題がありそれによって一般消費者から犠牲者が出ていること。
そしてこれからも犠牲者が出る可能性があるため警鐘を鳴らしているのです。

オープンシステムの最も大きな問題点は「一括して責任を負う人間がいない」ことです。

そのため家に不具合があった場合、施主さんが職人に責任を証明して直させねばなりません。
また職人の技術力の担保の難しさや現場監督がいないこと。
思ったほど金額が安くならない。という問題点もあります。

でもこのメールでは一般消費者が犠牲になることには全く触れていませんでした。
ただ自分の仕事に影響が出ることだけを心配していたのです。

「あなたの主張は間違っている。被害者など出ません。◯◯が証拠です」という
メールなら喜んで拝見します。
もし私の記事が間違っていたらすぐに訂正します。

しかしもう13年もこの活動をしていますが「余計なことを言うな」メールは来ても
「あなたの主張は間違っている」メールが来たことがありません。

私の発言に対する確信は強まったのも事実ですが、
残念な気持ちになったこともまた事実です。



■FILE 131

★建築会社だけが儲かるアパート建築

先日アパート経営を考えている方が相談にお越しになりました。

メーカーさんからの詳細な収支計算書を持って来られました。

さっそく拝見しましたが、なにか足りない気が。

最も大事な利回りの記載が見当たりません。

なぜだろうと計算してみるとその理由が判明。

私が当事者なら躊躇してしまうほどに低い利回りだったのです。

だから表面利回りも実質利回りも表記しなかったのですね。

相談者さんは肩を落としながらも
「業者さんも仕事ですからね。」とおっしゃっていました。

でも私は同意できません。

取引というのは両方が利益を得るべきだと考えます。

なのに会社だけが一方的に儲かる提案をするなんて。。。。。

実は有名な会社のアパート経営には裏があることが多いのです。

大抵の人はあとからからくりを知ることになります。

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少し前に相談に来た方は同じアパート経営でもスタンスがまったく違いました。

すべてを業者まかせにせず、自分で確認しながら進めていました。

当然ですが利回りがずっと高く将来的にも資産になるのが分かる内容です。

「子供に財産を残してあげたくて」という彼の話に感心させられました。

アパート経営は事業です。

だから業者まかせにせずにきちんと調べましょう。

必要な方は相談にお越しください。

コンサルティングとまではいきませんが、役立つ話をさせていただきます。



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★注意!契約後には施主さんの自由が奪われます

先月も契約後の方が相談に来られました。

不完全な一式見積書と業者に有利な契約書で契約をした方です。

「契約をした後に態度が悪くなった」
「金額が上がってきた。更に上がりそう」
「あんな不誠実な会社で家を建てるのは耐えられないから解約したい」

ごもっともです。そのつらい気持は良くわかります。

でもどれほど施主さんが怒っていても解約する方はほとんどいません。

なぜなら解約には違約金が必要だと契約書にあるからです。

ですから覚悟がないと相談にお越しになっても無駄になるかもしれません。

契約前なら「契約しないことにした」との一言ですむのに、
契約後には状況が一変するのです。

今回の相談者も「解約したいと思います」と言ってお帰りになってすでに
一ヶ月が経過しました。

どんな気持ちで住宅会社と打合せをしているのかな、と
考えると気の毒になります。

せっかくの一生に一度の家造りなのに。。。

どうかご不安がある方は「必ず」契約前に見積もりチェックと契約書チェックに
お越しください。

そうすればこんなつらい気持ちを味わわずにすみますから。



私達ハウジングネットコンシェルジュは元住宅業界のプロが立ち上げたNPO法人です


■FILE 129

★見積チェックの結果

私たちは個別相談で見積のチェックをしています。

その結果をご報告します。

適正な見積書を出す会社はおおよそ10件に1件です。

つまり残りの9件の見積書は問題が含まれています。

「そんなばかな」と言う方もいますがこれが真実です。

見積チェックでは問題を詳しくご説明しています。

それらの見積書には施主さんが不利益になる内容が入っています。

それをご説明するとたいていの方はショックを受けられます。

それでも契約前なら対処可能なのが救いです。

もう10年以上も問題提起をしていますが、この業界は変わりそうにありません。

消費者が賢くなるしかありません。

ぜひ家づくりで疑問を持ったら個別相談においでください。

お待ちしております。



■FILE 128

★注文住宅における住宅業者の選択ミス

家を建てる時に最初に「チラシが入ったから、展示場にあったから」と
住宅会社に行く人がいます。

営業マンとの話が具体的になるにつれ要望がたくさん出てきます。

すると営業マンは自社でできないことは
「これをやると高くなりますよ」「無理ですね」などと止めにかかります。

そして最終的には希望と、かけ離れた家が出来上がってしまいます。

一生住む家なのにもったいない話ですね。

実はたいていの住宅業者はコストや技術力の関係でやることを限定します。

そのためにこのような住宅業者の選択ミスが起きるのです。

でも最初の段階では「なんでもできます」と言って、契約後に「これはできません」に
変わるため施主さんにはどうしようもありません。

住宅業者を選ぶ前に、ご家族で家について具体的な要望を話し合うのは
いかがでしょう。

それからご家族の希望を確実にかなえてくれる業者を選びます。

そして金額も家の仕様も間取りもすべて決定してから契約に進みます。

そうすれば確実に満足の行く家を建てられます。

もしも具体的な要望がご家族だけでは出ないと感じましたら個別相談においでください。

具体的な方法をお話させていただきます。


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■FILE 127

★仙台の悪徳業者の続報

FILE113の悪徳業者がいまだに仙台で活動中です。

東北・北海道で家の契約を取り、お金を受け取りながら仕事を
途中でやめてしまう。

施主さんに家を引き渡さず、多くの業者に支払いをせずに逃げまわって、
今は仙台で営業をしています。
東京ではテレビにも特集されたほどの業者です。

先月も新しいイベントを開催してました。
なかなかしぶといですね。

今回の家はきちんと完成するのでしょうか?
とても心配です。
これだけ大勢の方を泣かせていても営業を続けていることに驚きを禁じえません。


■FILE 126

★分離発注の悲劇

分離発注と言うのは建築士が旗振りをして始められた方法で、
メーカーや工務店を通さないで施主さんが直接、
建築士や建築士が連れてきた各業者と契約をする方法です。

実はこの方法はシステムに問題があるため、トラブルになると解決が困難です。

昨年4月にこの分離発注で新築を建てた方から相談が入りました。

お風呂の排水管からの水漏れのために床上まで水浸しになったそうです。
床にはカビが生えるほど大きな被害でした。

そのため修復にはかなりの費用がかかります。

一般的にこんな時は住宅メーカーや工務店がすべての責任を取ります。

今回は分離発注のため責任を取る会社が無いので配管業者に修復を
依頼しました。

ところが業者は
「お金がないので保険金の範囲で直します。」と言って金額を提示しました。

しかしその金額はとても少なく、すべてを修復するには全く足りません。

「きちんと直してほしい」と言う施主さんの要望は業者さんは
聞き入れようとしません。

どうも配管業者さんは小さい会社のために修理費用が無いようです。

施主さんは「分離発注の弱点を全く理解していませんでした」と
頭を抱えてしまいました。

分離発注自体の数は多くありませんが、時折トラブル相談が入ります。

そしてそのトラブルは大抵が深刻です。

その理由は分離発注のシステムが不完全だからです。

分離発注は決して手放しで安心することができません。

もしこの方法をお考えでしたら前もって私たちに相談することを
お勧めしたいと思います。


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■FILE 125

★NPO監理の約束を反古にする会社

NPO監理を希望していたAさんから連絡がありました。
「住宅メーカ−Z社がNPO監理を受けると約束してくれました。
だからこの会社で契約を前提に話し合いを進めたいと思います。」

私は「おかしいな」と思い、Aさんに言いました。
「Z社はNPO監理を受け入れた経験はありません。
もしかすると監理は後から断られるかもしれません。」

案の定、契約の直前になって
「NPOハウジングネットの監理は受け入れることができません」と
Z社の担当者から連絡があったそうです。

Aさんは驚きましたが、契約を白紙に戻すのも大変なので
そのまま契約してしまいました。

私は報告を聞いて「やはりな」と思いました。

私たちは建築検査を行っていますが、同時に住宅トラブルの相談も
受けています。
だから一部のトラブル業者は私たちを目の敵にしているようです。

そんな業者でも初めはNPO監理を受け入れると言います。
そして話が進み契約を白紙にできない状況に来てから約束を反故にします。

こんな経験は何度もあります。
こうした誠意のない態度はとても残念です。

もしNPO監理を本当に望まれるなら、すでにNPO監理を受け入れた
実績のある会社をおすすめします。
大手住宅メーカーから工務店、ローコスト業者でも受け入れてくれる会社が
あります。

復興支援と東京オリンピックの影響で良い職人さんの人手が足りません。
そのため未だ粗雑な工事や工期がとても延びる工事などトラブルは多いのです。

だからこれから家を建てるならNPO監理は必要だと私は思います。
そうすれば大きな悲劇は避けられるに違いありません。


■FILE 124

★ボッタクリ見積書

相談者の見積もりチェックでこんな項目がありました。

「地盤改良後の保証書発行料 10万円」

驚きました。
地盤改良会社は無料で保証書を発行するからです。
それを勝手にお金を取るとは・・・。

素人相手だといろいろな手を使うものですね。
でもこれはやってはいけないことだと思います。
悪徳業者と言われても否定できません。。

見積もりチェックでは、いろいろな発見があります。
契約前ならお役に立ちますので個別相談にどうぞ。


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■FILE 123

★消費税増税の後遺症

今年9月30日までに建築の契約をすれば消費税が5%ですむ、との事で
駆け込み契約が増えました。
まともな契約もありますが、営業マンに誘導されてひどい契約をさせられた人も
たくさんいます。

ある方は間取りも仕様も一切決まっていないで住宅建築の契約をしました。
営業マンに『時間がないですから』と急かされたそうです。
金額だけは書いてありましたが中身がわからないので価格の意味がありません。
決まっている事は『この業者で家を建てなければならない』ということだけです。

金額も内容もこれから出てくる業者の提示に従う事になりそうです。
契約を解除するなら、かなりの費用がかかる可能性があります。
明らかに施主側にだけ高いリスクです。

話を聞いて『ここまでするのか』とつらい気持ちになりました。
契約後では私たちには何もできないのがとても悲しいです。


■FILE 122

★明細見積書に見せかけた概算見積書

明細見積書に見せかけた、手の込んだ概算見積書の話です。

Aさんが見積もりチェックのためにNPOに再度おいでになりました。
以前にも初期サポートでおいでになっていた方です。
Aさんはある小規模の住宅業者に
「契約前に明細見積書を出してください。それが契約の条件です」と
お願いしたそうです。
その業者は快く承諾し、見積書と図面が出てきました。

さっそく見積書を拝見することに。
図面は平面図や立面図だけではなくその他の図面もきちんと出来ています。
見積書は20ページ以上ありそうな分厚いものでした。
作業の項目もそこそこ細かく書いてあり金額も項目ごとに1円単位で出ています。
これは期待できそうです。

ところが詳しく検査し驚きました。
使用する建材のメーカー名、型番がキッチンなど一部を除いてすべて抜けています。
そして「建材はAメーカー、Bメーカー、Cメーカーなどを想定してます。」と
書かれてありました。
つまり建材についてすべてを隠していたわけです。
これでは明細見積書に見せかけた概算見積書と言わざるを得ません。

契約前に詳細を隠す住宅業界の常套手段です。
契約前に使う材料を教えなければ、たとえ安物を使っても文句を言われずに
済みます。
これだけ細かく見積書を作ってメーカー名と品番だけきれいに抜く手の込んだ
細工に驚くやら呆れるやら。

Aさんはがっかり。
「明細見積もりはきちんと出します、って言ってたのに。」
ここまで意固地に情報を隠す業者のモラルはどうなっているのでしょう。

公共工事では明細見積書がないと入札できません。
だから業者も公共工事の時にはすぐに出します。
たとえ金額が安くても同じです。

だから一般の戸建住宅でも同じ要求をするのは当然のことです。
建設業法でも明細見積書を要求されたら業者は努力するように、と
書かれていますから、法的にも正当な要求です。
(ただ罰則がないので無視する業者が多いのですが。)
中身がわからない契約など絶対におかしいのです。

もっと消費者は賢くなる必要があるように思います。
正当な要求をして自分の大事な家と資金を守りましょう。

詳しく知りたい人はぜひNPOにおいでください。
お待ちしております。


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■FILE 121

★ローコスト住宅の現場で

先日、ローコスト住宅で建築中の方が相談に訪れました。

出された何枚かの写真を見て驚きました。
1枚は手抜きの防水工事でした。これでは防水の意味がありません。
別の写真では外壁工事が何ヶ月もストップし、雨ざらしになった木材が腐りはじめています。

「これはひどいな」私達の正直な感想です。

「価格は安かったのですが、TVで宣伝をしている会社だから信頼してたのに」と嘆く施主さん。
でも価格が安い上に宣伝費をたくさんかけているということは、それだけ現場にお金が
回らないということなのです。

この会社は宮城県に来てまだ日の浅い会社です。
体制もまだ落ちついていないのでしょう。
予算不足もさることながら、体制の不備が透けて見えました。

建築が始まってからの解決は容易ではありません。
施主さんのこれから先のご苦労が思いやられます。

ローコスト住宅で建築する方は注意深くご検討されることをおすすめします。


■FILE 120

★仙台の老舗ビルダーの倒産

有名な老舗ビルダーがこの頃倒産しました。
デザイン性に優れた高級な住宅を建てていました。
住宅業界の方やオーナーさんはきっと驚かれたことでしょう。

私たちにも情報は入っていましたが、この時期に倒産とは思いませんでした。
この会社ではたくさんの家を建てていました。
これからのサポートがどうなるのか心配です。

家は欠陥のない良い家にしたいものです。
それと同時にアフターサービスも大事です。

復興需要の終了と同時に支店を引き上げてしまったり、倒産したりサポートを
無視されたりは困ります。
(過去にそのような例がたくさんありました。)

アフターサービスで泣く方が一人でも少なくなる事を願います。


■FILE 119

★小さい工務店の大きな悩み

Aさんは信頼できそうな小さい工務店に新築の依頼をしました。
金額も高くなくデザインの良い家です。
心配なのは建築棟数が少ないことくらいです。

工事は順調に進みあと一ヶ月で完成というある日、突然工務店の社長から連絡が。
「工事の最初の段階でミスがありました。ごめんなさい。」
内容はここでは書きませんがかなり深刻な内容でした。
どうも慣れない現場監督に見落としがあったようです。

これを修理ですまそうとすると家にかなりのダメージが残ります。
建て直すとすると莫大な金額がかかります。
「本来は建て直して欲しいのですが、金銭面でむずかしそうです。」とAさん。
どうもこの工務店は家を建てた経験が少なかったようです。
その上、経営的にもゆとりはなさそうです。

小さい工務店は価格も安いですし良い点はいろいろあります。
しかしトラブルになると今回のケースのように手に負えないこともあります。

これが小さい工務店の大きな悩みなのかもしれません。


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■FILE 118

★変わらない住宅業者

以前に相談に来たAさんが再度お見えになりました。
前回は新築前相談で、住宅トラブルとその予防法のご説明です。
今回は見積チェックとのことでした。

おいでになったAさんは表情が曇っていました。
「おかしいな?」と思いながら持ってきた見積書を見て分かりました。
私が以前にお話したとおりのトラブルになる見積書でした。

「これで話を進めていいでしょうか?」と聞くAさん。
「?」一瞬、Aさんの話していることが理解できませんでした。
「この見積書で問題が起きないと思われますか?」と私。
「いえ、、、、」と口ごもるAさん。

ゆっくり話を聞くと事情がわかりました。
Aさんは私たちの話を聞いたあと、ある住宅業者の営業マンと話を始めました。
でも私たちから聞いたトラブルなど滅多に起こらないと思っていたようです。

Aさんはその営業マンと何度も打ち合わせをして、親密になっていきました。
でも最後に出てきた見積書を見てAさんは驚きました。
私たちから聞いていたトラブルになる見積もりそのものだったのです。

しかしAさんは引き返せないぐらいに営業マンと仲良くなっていました。
そのため断ることもできずにNPOに再度の相談に来たのでした。

冷静さを取り戻したAさんは言いました。
「NPOさんの言うとおりでした。今でも住宅業界は変わらない会社が多いのですね。」

本当に残念です。
私たちは10年以上も同じことを言い続けているのですが、多くの住宅業者がまっ
たく変わっていません。
しかしAさんの例でもわかるように、それを見極めるのはとてもむずかしいのが
困ったところです。


■FILE 117

★深刻な職人不足

現在、復興需要のため職人がだいぶ不足しているようです。
深刻な状況といえるかもしれません。

工期の遅れが問題になっています。
中には建築の途中で長期間放置されている例もあります。

それに伴ってひとつ気になる事があります。
立場上、たくさんの住宅会社の方とお会いしますが、棟数が伸びていないところはたいてい「大工がいなくて。」と嘆いているのです。
まじめな会社は「時間がかかります。」と正直に言って契約が取れず、職人の手配ができなくても「すぐ着工できます。」と軽く言う会社が契約を取れる。
そんな風潮を感じます。
つまり正直な情報公開をしている会社が損をしている可能性を感じるのです。

情報公開をしない会社が職人の実績やスキルが説明することはあまりありません。
現場の職人事情が不明瞭なのは施主さんにとっても大事です。
だれが作るか?は工事の質に直結するからです。

今はとても難しい時期ですが、一軒でも多くの家が正しく施工されることを心から願っております。


■FILE 116

★プロとしての責任はどこに。。。。

住宅建築はプロである住宅業者とアマチュアの施主さんが契約します。
ですから施主さんは業者のアドバイスを頼りにしています。
プロである業者さんは施主さんに正しいアドバイスをしなければなりません。

ところがそれを行わない業者さんがあまりにも多すぎます。
その理由は施主さんの権利を奪うためです。
本当に残念です。

私たちが最近直面した事例をご紹介します。

ケース1 家と土地の契約手順を逆に提案する。
Aさんは土地から探していました。
住宅業者に相談しましたが、なかなか良い土地が見つかりません。

すると営業マンからの提案がありました
「土地はともかくとして、まずは家の契約をしましょう。」
理由は「建材の価格が上がるから。震災復興の忙しい時だから。」だそうです。
その言葉に不信感を感じ、NPOにおいでになりました。

私が説明した正しい手順は
「土地を契約してから、家の詳細まで決めた後に家の契約をする。」です
この手順を守らないと施主さんは家の最終価格がいくら上がってもその業者で建てねばならなくなります。
それは施主さんが家の詳細を決めてから契約をする自由を奪う行為ですから認めるわけにはいきません。

ケース2 条件付きの契約手順を変えて提案する
Bさんは建築条件付きの土地を契約することになっていました。
すると住宅業者の営業マンは土地の契約と住宅建築の契約書を持ってきて言いました。
「当社では条件付きの場合、土地の契約と家の契約を同時にしていただきます。」

前もって契約書を読んでいた施主さんは驚いてNPOへ相談に来ました。

正しい手順は
「土地を契約してから三ヶ月以内に住宅建築の契約をするか、条件が合わない場合は住宅建築の契約をせずに土地の契約を含め白紙撤回する。」です。
このケースもケース1と同じく施主さんの自由を奪う行為です。
白紙撤回の権利を放棄させることになるからです。

なぜプロが素人を騙すような説明を平気で行えるのでしょうか。
本当に残念なことです。

特に震災に遭われた方にはこうした事をおこなって欲しくありません。

これから家を建てる方で、正しい手順を知りたい方はどうぞNPOにお越し下さい。
きっと新しい発見があると思います。


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■FILE 115

★有名工務店の手の込んだ手口

Aさんは新築を建てる前にNPOに相談に来られた方です。
正しい家づくりの手順を学ばれました。

その後、ある地元の有名工務店と打ち合わせをしました。
トラブルの起こらない正しい手順で話が進んでいたそうです。

デザインや設備も気に入りました。
契約前に必要書類もすべて揃っています。
価格は手の届く金額が提示されました。

Aさんご夫婦はとても気に入りました。

でも、たった一つだけ不安なことが。

提示された金額が、NPOから聞いていたこの工務店の相場よりはるかに安かったのです。

「契約後に金額が上がるのではないか?」
Aさんが聞くと営業マンが断言しました。「この内容でしたら、金額は絶対に上がりません。」
そこでAさんは契約に踏み切りました。

ところが契約後に営業マンから驚きの一言が。
「実はこのプランはコストを下げるため二階にクーラーが付けられない仕様です。」
もちろんそんなことは素人には見抜けません。

当然のことながらAさんが「それは困る。」と抗議すると、
営業マンは「そうですよね。ではすべて破棄して、最初からプランし直しますね。」

それから出てきた見積金額は契約時のプランよりはるかに高い金額でした。
この金額こそがNPOから聞いていたこの工務店の相場だったのです。

「これでは初めの約束と違う。」と抗議しましたが、相手にされません。
「契約を解除すると高額の違約金がかかるそうです。」とうなだれるAさん。

私たちも「こんな手口まで使うのか。。。。。」と脱力感を覚えました。
こんな手口を使われては、一般の消費者では太刀打ちできなくなってしまいます。

「NPOさんの情報は、やはり正確だったのですね。」
Aさんのつぶやきが心に刺さります。

こうしてAさんは35年間、余分な負担を強いられることになりました。

せっかく事前に相談に来ていたのにこんな結果になったAさんご夫婦がとても気の毒でした。

PS.
私たちはすでに何回か、この手口を確認しています。
この他にもいろいろな手口があります。
すべてを出すと業者への情報提供になりかねません。
そのため一部の手口だけを警告の意味で出させていただきました。

■FILE 114

★復興支援という名のまやかし

Aさんは津波により家を流されてしまいました。
急な事だったので十分な資金がないまま新築を進めざるを得ません。

有名な住宅メーカーの復興支援プランに希望を託して契約をしたそうです。
「これで予算内で家が建てられる。」そう思いほっと一息のAさん。
しかし契約後、事態は急変しました。

契約前には月8万円程度の支払いだと言われていたはずが、
契約後にAさんの意思に反して金額がどんどん上がって行きました。
そして最後には月13万円を超えてしまったのです。

「こんなに払えない!」相談者はつらい表情で言いました。
聞いている私もとても悲しくなりました。

これがある住宅メーカーの被災者への仕打ちです。
もともと金額が上がるメーカーでしたが、被災者の方にはこんな事をして欲しくありませんでした。

とても復興支援とは思えません。
この復興支援は単なるセールストークだと感じました。

被災者の皆さん、復興支援という甘い言葉は必ずしも良心的ではないことを知ってください。
そして自分の身をしっかりと守っていただきたいと心から願います。

トラブルに遭わない方法を知りたい方は個別相談にぜひお越しください。


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■FILE 113

★あの社長がまた宮城で営業開始

北海道、東北の各地で数々のトラブルを引き起こした社長が宮城で営業を開始し
ました。
すでにNPOにもトラブル相談が来ています。

■FILE 112

★震災復興プランの落とし穴

このごろ増えているのが震災復興プランの見積もりチェック依頼です。

さまざまな住宅メーカーで金額を抑えたプランを出しているようです。

一般的に復興プランというと中身はいつもと同じで金額だけ下がっているというイメージがあります。

そんな復興プランは大歓迎ですね。

しかし見積チェックをすると、そうでもない例が見つかります。

工事を簡素にして金額を下げている例、建材を安物に変えている例、一部の工事を見積書から抜いて契約後に
計上する例。
様々なやり方が見つかりました。

復興プランというよりは集客の方便としか思えないケースがあります。

でも考えてみれば当たり前かもしれません。

建築業者が利益を削れば経営がうまく行きません。

それよりもそのチャンスを活かして儲けようというのは当然のことです。

問題なのは勘違いした施主さんがあとから実情を知ってがっかりすることです。

私たちは業者が明らかにしない部分も含めて、すべてを知った上で納得の契約をして欲しいと願っています。

同じ内容でお悩みの方は早めに個別相談にお越しください。

きっと見えなかったものが見えてくると思います。

◆個別相談を受けた方の声◆



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■FILE 111

★契約条件を反故にする住宅メーカー

Aさんは全国的なメーカーで建築契約をしました。
これから楽しい家作りが始まると楽しみにしていた施主さんでしたが
突然営業マンから「お願いがあります。」との申し出が。

話を聞いてみると
「お願いです。決めていた完成期日を白紙にしてください。金額も値上げしてください。」

かなり強引な話です。もちろん相手もそれは百も承知の様子。

どうも今回の震災の影響のようです。

しかし震災前の契約で、震災のためと言うのならまだわかるのですが
震災後の契約なのに、この一方的なお願いはどうも腑に落ちません。

「これからどうなるのでしょうか?断ったら不都合が出そうで」と施主さん。
施主さんの不安は当然のことだと思います。

これからの家作りは平時とは違い、いろいろ気を遣うことが増えそうです。


■FILE 110

★住宅業者の甘い言葉が施主を窮地に陥れた例

Aさんは今の自宅を売って新しい家を建てることを計画しました。

Z社という住宅業者に相談したところ

「この家なら○○万円の高値で必ず売れます。だからすぐ契約して家を建てましょう。」

その言葉を信じたAさんは自宅が売れる前にZ社と契約し家を建て始めました。

しばらくして新居は完成。しかしひとつだけ問題が。

自宅が売れなかったのです。

思い余って不動産屋さんに買取の査定をお願いすると、Z社の言った金額より半額以下の査定が出てきました。

Z社の提示した金額は無理な金額だったのです。

Aさんはこうして窮地に追い込まれることになってしまいました。

Z社は○○万円で売れます。と言った言葉に責任を取ろうとせず、建てた家の残金を支払うよう求めてきます。

「これからどうしたら良いのでしょう。」

Aさんは頭を抱えてしまいました。

Aさんはとても人格のすばらしい方だったので私たちも余計に悲しい気持ちになりました。

私たちはこんなやり方は嫌です。



■FILE 109

★テレビでも放映された欠陥住宅

宮城県川崎町にご自宅を建築された方が相談においでになりました。
地元の信用できると思われた業者さんで建築したそうですが、ごまかしのようなひどい工事だったそうです。
そのひどさは並みの欠陥ではありません。

基礎の強度が大きく足りない。(家でジャンプすると家全体が上下に揺れます。)
断熱が不十分なので非常に寒い。風が家を駆け巡る。など深刻なものばかり。

すでに私の知り合いの専門家に依頼し、すべてを直すと初めの建築費以上に
費用が掛かるとの鑑定が出ているほどひどい住宅でした。
(つまり建替えたほうが安いと言うことです。)

あまりのひどさにTVでも放映されました。

裁判はしたものの、修理に必要な費用に比べれば非常に少ないお金しか支払われませんでした。
相談者はとても人格的に立派な方でしたのでとてもお気の毒でした。
悪徳業者を選んだばかりに数千万円と言う大きな負債を背負わされたのです。

相談者は真剣な面持ちで言いました。
「欠陥住宅がもう過去のものだ、などと思っている人に、私たちの事例を知って欲しいです。欠陥住宅は誰にでも起き得る事です。」

近日にも欠陥住宅事例としてHPにもアップいたします。

大事な家作りです。
特にこれからは建築ラッシュになります。
万全を尽くして確認をすることをお勧め致します。


■FILE 108

★震災で判明した欠陥住宅

震災後、たくさんの欠陥住宅の相談が寄せられました。

「震災で基礎が割れたので中を見たら基礎に鉄筋が入っていなかった。」
という例がありました。

「家のゆがみがひどいので確認したら構造材に金物がついていなかった。」
という話もあります。

「家が割れて中を見たらあるはずの筋交いがなかった。」と相談を寄せた方もいます。

(もちろん建築基準法ではこれらが必要な時期に建てられた家です。)

とんでもないことです。

100円を盗んでも泥棒です。
窃盗罪で逮捕されますし、起訴されれば有罪になることでしょう。

しかしこの件で逮捕された人はいません。

施主さんは困っているのに工務店は補修のためのお金を要求しています。

人が一生かけて支払う高価な住宅で、こんな欠陥がなぜ野放しにされているのでしょうか?

日本の法律の盲点だと私は感じます。

それであれば自分の家は自分で守るしかありません。

何度もこのホームページで申し上げていることですが
「不確実な業者の保証より、確実な現場の確認。」です。

これから家を建てる方は個別相談とNPO監理をお勧めします。

自分の家は自分で守りましょう。

私たちもお手伝いいたします。


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■FILE 107

★契約を意識させないスゴ腕営業マン

本契約の前に話を伺いたいと言う方々がおいでになりました。

「契約はまだです。メーカーの提示の金額が高すぎるので価格を
下げた見積もりをお願いしているところです。」
との事でした。

いろいろお話をしているうちに気になる話が出てきました。

それは「契約はまだしていないのに、工事は始まっているんです。
大丈夫なのでしょうか?」との言葉です。

「それはおかしいですね。契約前に工事をすることはないはずですよ。」と私。

どうも話がかみ合いません。

契約書を拝見してすべてがわかりました。
なんとすでに契約が終わっていたのです。それも半年以上も前に。

「この日付をみると、営業マンにお会いして間もなく私たちは契約していたのですね。」と
あっけに取られたように相談者が言いました。

契約を終わっていては値下げ交渉はまず期待できません。

当時の条件で建築するしかありません。相談者はがっくりと肩を落とされていました。

気の良い方でしたので、本当にお気の毒でした。

営業マンが相手の無知に付け込んで、きちんと説明せずに契約をさせるというのは
過去にも出会った事例です。

しかし驚きました。相手に契約を意識させずに印鑑を押させるとはなんという
スゴ腕の営業マンでしょう。

ここには書けませんが、この契約はいろいろな意味で非常に不安な内容でした。

相談者が気の毒でした。

どうぞ印鑑を押す時はどんな時も十分に気をつけてください。

その印鑑が一生を左右することになりかねませんから。


■FILE 106

★地震の影響は?

大きな地震がありました。
皆様の家は大丈夫でしたか?

大きな不具合は出ませんでしたか?
アフターサポートは良心的ですか?

現在の建築基準法の元では地盤がおかしくならない限り適正な施工を
されていれば大きな支障が出ることは余りないとは思います。

皆さんの家で大きな問題がないことを祈ります。
しかし困った状況でしたら、どうぞご相談ください。

喜んでお手伝いさせていただきます。


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■FILE 105

★ずさんな工事のツケ

Aさんは仙台市内に大手住宅メーカーで新築の家を建てました。

誰でも知っている大手メーカーだし、価格も高いので安心だと思っていたそうです。

しかし現場を見てびっくり。

基礎や他の部分でたくさんの手抜き工事が見られたのです。

あまりのひどさにAさんはメーカーに抗議しました。

長い交渉の末にメーカーは工事のやり直しを認めました。

Aさんはホッとしました。「やれやれこれで一安心だ。」

しかしAさんの悲劇はここからが始まりでした。

交渉の間に金利が上がっていたのです。

そのため毎月の支払いがなんと1万円も高くなってしまいました。

支払い総額では400万円もの金額を余分に支払うことになってしまったのです。

当然、これもメーカーの責任と思いきや
「それは私たちは関係ありません。あなたが払うべきです。」との冷たい返答が。

「ずさんな工事のツケをなぜ私が支払うのでしょう。こんなことを有名なメーカーが
するとは。。。」とAさんはがっくりと肩を落としていました。

ずさんな工事は別の悪影響が出ることもあるという残念な事例になってしまいました。


■FILE 104

★引き渡し前に全額を要求する業者

このところ立て続けに同じような相談が入りました。
住宅建築中にも関わらず、業者から「残金を全額支払ってください。」と
言われたとの事。
契約書をみると当然のことながら引き渡し後に残金を支払う事が
明記されています。

契約書の通りの対応で問題ないことをアドバイスしましたが、
ご本人たちは業者からの
圧力のために精神的にかなりのダメージを受けているようでした。

相手の要求を聞いても問題ではないと考える人もいることでしょう。
もちろん問題が起きない時もあります。

しかし完成前に全額を支払うなら施主さんには2つのリスクが発生します。

ひとつは倒産のリスクです。
もうひとつは引き渡し検査で問題が生じた場合、対抗手段がなくなるという
リスクです。

住宅のトラブルを防ぐには、まずリスクを取り除かねばなりません。

業者の思惑はここでは取り上げませんが、無事に家が完成することを
祈るばかりです。


■FILE 103

★営業マンの説明と契約内容が違っている

ある住宅メーカーで契約をした方がお見えになりました。

「いろいろと不安なことが。」との事。

いやな予感がしました。

契約の前に営業マンが契約書の内容をキチンと説明してくれたそうです。

しかしどう見ても契約書の内容と営業マンの説明が違っています。

営業マンはある契約条項を「施主さんにリスクはありません。」と
説明したそうです。

しかしその契約条項を冷静に読むと
「ある場合に施主には多額の支払い義務が生じる。」と解釈できるのです。

きっとそうなった時に住宅メーカーは「営業マンはそんな説明をしなかった。」と
言い張り、契約書どおりに行動するのでしょう。

当たり前のことですが、口頭での説明ではなく契約書が有効になります。

だから契約時の説明と契約内容が違っている場合にはきちんと確認されることを
お勧めします。

もしかするとそれが人生の分かれ目になるかもしれないからです。

残念ながら契約後では、私達は役に立つことができません。

もし契約で万全を期したい方はなるべくお早めにご相談ください。

そうすれば仙台で起こっている契約のトラブル事例を知ることができる事でしょう。


■FILE 102

★住宅相談の増加

財団法人住宅リフォーム紛争処理センターの発表によると
住宅の不具合の相談は年々増えているとの事です。

http://www.chord.or.jp/information/docs/chord_report2010.pdf

2000年には1826件だった不具合相談は2001年に2257件になりました。
その後も年々不具合の相談は増加し、2008年には3799件、
そして2009年には4728件に増加しました。
この10年で約2.6倍に増加したのです。

もちろんこの数は欠陥住宅全体から見れば氷山の一角でしょうが、
不具合の相談がこれほど増えていることは注目に値します。

この結果に住宅メーカーの営業マンから話を聞いている方は驚かれたと思います。
「第三者の検査が入りますから大丈夫。」「保証がついています。」
そんな営業マンの言葉とは真逆な結果だからです。

一方、住宅現場で働く職人さんには、当然だと考える方もいます。
「あれだけ現場の環境が悪ければしょうがない。」「現場監督もほとんど来ないし。」
「あの低い単価と短い工期では不具合も出るよ。」

さらにこの発表によると解決率は56%で、そのうち55%が解決までに1年から4年かかりました。

この事実は営業マンが言うほど、問題が起こらない業界ではないことを裏付けています。

建築業界の現状を考えると、これからますます不具合相談は増えることでしょう。

しかし正しい知識と正しい方法で住宅を建築すれば、ほとんどの問題を予防できます。

こうした面倒な問題に巻き込まれないため、施主さんには正しい知識を
取り入れて欲しいと願っています。


■FILE 101

★一方的に施主に不利な契約書

個別相談では見積もりのチェックや契約書のチェックを行っています。
今まで発見した契約書の問題点を少しご紹介します。

1.業者の起こした不始末の責任を施主に押し付ける。
  業者が工事中に誤って人を殺したり、他の人の家を壊した時には
  施主もその解決の責任を負うことが明記された契約書がありました。
  あまりにひどいと思います。相談者の方も驚いていました。

2.引渡しの際に未完成部分(または補修が必要な部分)があったら業者が
  自分の言い値を支払えばしなくて良い。

3.施主が「欠陥かな?」と心配な事があっても、第三者に現場をチェックさせられない。 
  普通はここまで契約書の文面にしないものですが。。。
  こうした契約書を見ると悲しくなります。

多くの施主さんは契約書を読まない方も多くいるのでこんな文面を
平気で出すのでしょう。

問題なく建築が進めば良いですが、ひとたび問題が起こったら施主さんには
解決の手段がありません。
(もっともこんな契約書を作る会社が、きちんと施工しているとは考えにくいですが。)

一生に一度の、そして一生支払う家作りです。
個別相談で、契約前に契約書と見積書のチェックをお勧めいたします。


私達ハウジングネットコンシェルジュは元住宅業界のプロが立ち上げたNPO法人です


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■FILE 100

★高さの低い家

見積書や図面をチェックしているといろいろな問題点が見つかります。

先日はあるローコスト住宅メーカーの立面図におかしな所を見つけました。
なぜか階高(1階と2階の高さ)が明記されていません。

おかしいと思い詳しく見ると、なんと1階と2階の高さが一般より20〜30センチも
低くなっています。
そのため窓の上につけるべきエアコンをつける場所がない構造になっていました。
もちろん完成したら中は天井の低い開放感のない家になってしまいます。

「これは施主さんが指定したものですか?」と私。
「いいえ、説明すら受けていません。」と相談者。

この業者は都合良く設計を変え、説明すらしなかったようです。
見積書にも意図的な不備が多数見つかりました。

「こんな業者だと思いませんでした。でも契約前にわかってよかったです。」と
相談者はため息まじりに言いました。
契約前の相談なら、どれほど問題のある業者でも、予防策を説明できるので
まだ気が楽です。
「なんとなく急かされる感じがする。」「なんとなく不安な感じがする。」と思われたら
ご相談ください。

きっと個別相談においでになればその不安の原因が明らかになると思います。


■FILE 99

★家を建てられない図面で契約

住宅を建築するAさんは工務店と何度も打ち合わせを行い、
図面も決定し契約をしました。

途中、工務店側にいろいろなミスがあり、不信感もありましたがAさんは
何とか進めて来たそうです。

ところが契約後、しばらくして営業マンがこういいました。

「あの図面では建築確認が取れませんでした。すみませんが家を南に2m移動します。」

そんなことをしたら、庭が狭くなってしまいます。

あまりの一方的な話に施主さんは憤慨し、解約を申し出ると

「わかりました。あなたのご希望による解約ですね。手付金は没収します。」と
一方的な通告が。

Aさんが会社に何度電話をしても社長、専務は居留守を使って出ようともしません。

「これからどうしたら良いのだろう。」とAさんは困り果ててしまいました。

  ----------------------------------------------------------

この件に関してAさんにはまったく落ち度が見つかりませんでした。

実は建築士が在籍していても、提案図面を無資格の営業マンが
書くことは良くあることです。

しかし確認申請を出す前に建築士が気づくのが普通で、今回のようなケースは
あまりにもお粗末と言わねばなりません。

さらに施主に対し一方的な言い方をした挙句に電話にも出ないというのは、
あまりにも誠意がないと感じました。

それでも契約書を盾に取って「手付金は返さない。」と工務店が主張すると、
簡単に問題を解決できないのが現状です。

「契約前にNPOに来ていれば。」と嘆くAさん。私たちもつらい気持ちです。

今後の話し合いがうまく進むことを心から願います。


■FILE 98

★営業マンの提案

家を建てる予定のAさんのもとに、大手住宅メーカーの営業マンが来ました。

そして経費節減になるという設備の導入を提案してきたそうです。
「これを導入すると生活費が月々○○円くらい安くなります。ですから月々の
ローンの支払いが○○円増えても大丈夫です。もっと上質の家をつくりましょう。」
と。

私はその話を聞いてAさんに伺いました。
「○○円安くなるという説明は文書になっていますか?それともただの口約束ですか?」
「口約束です。」

「その設備のメンテナンス費用や保守費用は考慮されていましたか?」
「いいえ、まったく説明されなかったのでわかりません。別にかかるのかな…。」

「長期間にわたってその経費は○○円も安くなることは確実なのでしょうか?」
「う〜ん……。」

Aさんは途中で気が付きました。
「何の保証もない言葉で、私は35年間の負担を決断するところだったのか。」

どうもその営業マンはAさんの考える予算が気に入らなかったようです。
それで一見良さそうに思える提案で、Aさんをうまく説得しようと
していたのでした。

営業マンの中には人間的にとても良い方もいるでしょうが、
そういう方であってもいつも施主さんの立場で考えてくれるわけではありません。
彼らにとって、会社に多額の利益をもたらすことがまず第一の使命なのです。
そのため今回のように施主さんの意向に沿った家づくりができていないケースが
見受けられます。

でも施主さんからすれば、営業マンからの情報で家づくりを進めるしかないよう
に思えるかもしれません。

もし自分の希望通りの家づくりをしたいのなら、きっと私たちの持つ情報が
役立ちます。
今までのご相談者と同じように、あなたもすっきりとした気分で家づくりが
できる事でしょう。

相談者の声


私達ハウジングネットコンシェルジュは元住宅業界のプロが立ち上げたNPO法人です


■FILE 97

★アフターサービスをしない会社

相談で多いのが「アフターサービスをしてくれない。」という内容です。

これは施主さんにとっては非常に困ったトラブルです。

その会社の体質というか、方針なのでしょう。
同じ趣旨の相談が集中する会社がいくつか存在します。

そんな会社でも契約前には「アフターは万全です。」と言っているようです。

でも建築2年目で「今後はお宅のアフターはしませんから」と担当者に言われた人。
いくら電話をしてもアフターに来てくれない方などが相談に来られます。

多くの場合は泣き寝入りになっているのが実情です。

きっと建築業者は割り切っているのでしょう。
「アフターサービスの経費を設備に回したほうが、契約がとりやすい。」と。

末永く安心な家作りを考える方はぜひ個別相談においでになることをお勧めします。

個別相談では、そうした会社の情報を出すことができます。

特にローコスト系の業者で建築をお考えの方にお勧めします。


■FILE 96

★公的な機関のような営業会社

Aさんは家を建てる計画をしていました。
近くの完成内覧会に行き、そこで家の提案を受けました。
「私たちは公的機関の下部組織です。」という触れ込みです。
とてもよさそうな人ですし、提示された価格も安いものでした。

でも話していくうちに「詳しい価格は契約後にならないとお教えできません。」 と
言われ不安になったそうです。
真相はNPOに来て分かりました。

その会社は公的機関とは一切関係のない営業会社でした。
安そうに見えた見積書も、NPOの見積りチェックで、見積りの一部分を
隠していたことが判明しました。

契約をした後に全てを明らかにして、価格を上げるつもりだったのでしょう。
契約書には
「施主が契約を解除したら、会社から請求された経費を支払います。」との文章が。
「危なかった。」胸をなでおろすAさん。

契約後に価格が上がるのは良くあることです。
しかし、会社名まで公的機関に見せるとは。。。。
いろいろなやり方があるなあと思いました。

もちろん「公的機関です。」とうそをついて契約を迫るのは不法行為でしょうが、
口だけですから証拠がつかめません。

疑問を感じたり、詳しい事情が知りたい時は、ぜひAさんのようにNPOに相談にお
いでください。
きっと、安心していただけると思います。


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■FILE 95

★ビッグシティ破産申し立て 負債5億円

不動産業のビッグシティ(仙台市泉区)は18日までに、仙台地裁に
破産手続き開始を申し立てた。
代理人によると、負債額は約5億円。
帝国データバンク仙台支店によると、同社は1996年創業。
マンション販売代理や町中での一戸建て住宅販売などを手掛け、
2006年6月期には売上高19億5300万円を計上した。

08年以降、不動産業界を取り巻く経営環境が急速に悪化、
大幅な債務超過に陥っていた。

                      <河北新報 2010年01月19日火曜日より>

コラムに「今年は倒産が増えそうです。」と書いたとたんの倒産情報です。

当NPOにもこの会社で建築していた人から相談が入っていました。
契約時の約束を守ってくれないという相談です。

会社が倒産の危機に直面していれば、資金の余裕などありません
だから施主との約束を守ることは至難の業です。

でも営業マンはそんなそぶりを見せなかったことでしょう。

後々まで安心できる良い業者を探すのは難しいものですね。


■FILE 94

★行くべきか、引くべきか

このごろ住宅業者のチラシを見るとありえないほど安い住宅が見られます。
一般消費者から見るととても魅力的でしょう。

でも心配な点あります。
そんな業者はほとんどが見積りの明細を隠したり、仕様書が不完全だったり
契約書が一方的な内容だったりします。

その状態で契約を迫るのです。

彼らは住宅の本体を非常に安くして、総額の費用は見せません。
付帯工事も後から来るのでしょう。
その他にも費用が上がるであろう項目が数々見られます。

さらに契約書には「解約すると無条件で多額の違反金を支払います。」とか
「第三者を現場に入れないことを約束します。」などあまりにも消費者が
不利な条件を承諾させる内容が羅列することも。

行くべきか、引くべきか。
皆さん悩むところです。

私達は相談者の方がトラブルに遭わないよう、情報提供をしています。
また見積もりや契約書もチェックしています。
安心して家作りをしたい方は、一度おいでになるのはいかがでしょうか。


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★知らぬが○○○

一般の方が住宅業界の裏側を見ることはまずありません。
しかし、そうした知識も良い家を作るには不可欠だと私は思います。

以前相談に来たローコストメーカーの社員から聞いた話です。
この会社は営業マンとして素人を雇っていました。
理由は「実情を知らないシロウトなら、セールスポイントを教えれば、
自社の家 を『いい家ですよ』と言い切れるから。」だそうです。

こんな話もあります。
Aさんは大手住宅メーカーZ社の就職試験を受けました。
面接で「当社を志望した理由は?」と聞かれ「私の家がZ社製だからです。」と
答えました。
ところが面接官は「こういう輩が一番困るんだよな。」
「ウチの家は○年目にはメンテナンスが必要になったろ?
そういうところで儲け ているから、何も知らない人の 方が教えやすいんだよ。」

驚くような話ですが、真実です。
真面目な会社もありますが、こうした会社の方が商売上手な傾向を感じます。
住宅業界には裏がたくさんあります。

個別相談では当NPOが集めた証拠書類をお見せしております。
契約前なら、驚かれるでしょうが、きっと喜んでいただけると思います。


■FILE 92

★本当の見積書がもらえない

個別相談では見積書のチェックをよく依頼されます。

でも大多数の方が本当の見積書を持って来ません。

営業マンから「これが見積書です。」と言われて資金計画書や簡易の
見積書を渡されているからです。
「これは本当の見積書でありませんよ。」と言って、見積書をお見せすると
驚かれます。
「私がもらった『見積書』とはぜんぜん違いますね。」

現在でも多くの住宅業者は、本当の見積書を施主に渡さずに契約を迫ります。
そしてこれが原因で、施主さんは大きなトラブルに巻き込まれることになるのです。

将来、建築基準法が改正され、罰則が厳しくなると言われています。
しかし契約と見積りのトラブルはいまだに放置状態です。

個別相談においでの多くの方に
「根本から考え方が変わりました。」「印鑑を押す前にきて本当に良かった。」と
言われます。

これだけは覚えてください。
契約前に本当の見積書をもらわないと、間違いなく大損をします。
そして大抵の住宅業者は本当の見積書を渡しません。

どうぞお気をつけください。

もしご不安でしたら個別相談をご利用ください。
詳しいご説明を差し上げます。


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■FILE 91

★施主さんが大工さんから言われた一言が

有名な大手メーカーで家を建てたAさんは契約までは全く問題を
感じていなかったそうです。

でも、工事が始まってみるとたった一つだけなのですが、
気になることがありました。

それは現場で大工さんに言われた一言です。

「この現場の手間賃は、安すぎだよ。こんな安い手間賃では俺たちは
まともな仕事なんかできないよ。」

しかしAさんはメーカーに契約どおりのお金をきちんと支払っています。

「一体どういう意味なのだろう?」夫婦で考えたのですが分かりません。

しばらくして家が完成しました。

突然、メーカーから
「家が完成しました。鍵をお渡しします。これで引渡しです。」との連絡が。

この時点ではAさんは不審に思わなかったそうですが、メーカーは
施主による完成検査をせずに引渡しをしました。

施主さんが後で行って見てびっくり。一言で言うと「とても雑な家」でした。

フローリングに目立つ黒いシミが50ヶ所ほど、点々と出ています。

コーキングが雑。外壁が割れているなどの不手際も見られます。

ガスコンロがキッチンにねじ止めされておらず、 使用中にコンロだけ
飛び上がってきました。

その他にも不具合、雑な工事がたくさんあります。

でもメーカーの対応は謝罪すると言うより、保身しか考えないような言動に
終始したため施主さんも怒り心頭です。

「これからのアフターも考えるとケンカばかり出来ないし。」とAさん。

「正直、家を見るのも嫌です。でも住み続けるしかないのですね。」と奥さん。

実直なお二人だけに気の毒でした。

この事例で皆さんにご理解いただきたいことがあります。

それは冒頭の大工さんの言葉に示されています。

家を作っているのは現場の職人です。
その点ではメーカーの看板など全く関係ありません。

ところがその職人がどんな条件で家を作っているかは全く知らされません。
(監理体制も説明がないことがほとんどです。)

職人さんは何らかの理由で相当厳しい条件で、この家の作業をさせられて
いたのでしょう。

でも施主さんはこうした情報を知ることが出来ません。

そうなると「運を天に任せる」と言うことになりかねないのです。

さらに家は引渡しをした後は、業者の方が立場が強くなります。

そのため文句があっても聞いてもらえないのが現状です。

住宅業界の施主に厳しい現状を改めて感じた事例でした。


■FILE 90

★家が建てられない土地を薦める不動産屋

AさんがNPOに土地の相談でおいでになりました。

Aさんは不動産屋さんに希望の場所の土地を紹介されていました。
場所も、土地の形も良いようです。

しかし、ひとつだけ問題を発見しました。

法的に家を建てることが許可されない土地だったのです。
不動産屋さんにそのことを質問しても、はぐらかされるばかりだったとのこと。

詳しい説明は省きますが、施主さんは危ない立場に立たされるところでした。

契約前の相談で事前にトラブルを防ぐことができました。

でも、いまだにこんなケースがあるのが悲しいですね。


■FILE 89

★営業マンの煽りに踊らされないで

Aさんは有名メーカーで家の話を進めていました。
「Aさんが好きなタイプの家は限定10棟だけ安くなってます。早く契約してください。」
と営業マン。
打ち合わせのたびに「あと8棟です。」「あと5棟ですよ。急がないと。」と煽られます。
とうとう「あと1棟です。ほんとに急いでください。」

それでも契約に動かなかったAさんに営業マンが言いました。
「10棟は終りましたが、Aさんだけ特別に11棟目を認めてもらいました。
 急いでください。」

Aさんが営業マンに言いました、
「契約した10棟の建築現場を見せていただけますか?」
「え?いえ、、、まだ1棟も工事は始まっていません。打ち合わせ中なので。」
「そうですか。いつなら見せていただけますか?」

営業マンが「え、と。」としどろもどろになったのを見てAさんはだまされていたことに
気づきました。
Aさんは悲しくつぶやきました。「こんな駆け引きをしないと家は建たないのか。」

結局、Aさんは営業マンに煽られていたのです。

営業マンの煽りにはいろいろあります。
「あなただけ当たりました。」「この場所で家を建てる方だけ。」
「今月末まで。」「限定10名。」いろいろあります。

でもこれらの言葉の目的はたった一つだけ。
「客に十分に考える時間を与えず、すぐに契約させること」です。

そして多くの方がこれらの煽りにだまされます。

でもあとから後悔することになりかねません。

なぜ彼らは考える時間を与えてくれないのでしょう。

そして考えるための知識を教えてくれません。言うのは自社PRだけ。

一生に一回の家作りです。
たった一回の決断で30年ものローンを払い続けるのです。

どうぞ住宅メーカー営業マンのあおりに負けず、自分のペースで考えてください。

そして納得がいくまで考えてから契約することをお勧めします。

もし「家作りを十分に考えるだけの正しい知識が欲しい。」と感じたら、
個別相談においでください。

皆さんが聞いた事のない情報をたくさん揃えてお待ちしております。

きっと他の相談者のように喜んでいただけると思います。

相談者の声


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■FILE 88

★地元メーカーの倒産が相次ぐ

4月は宮城県の住宅業界に激震が走りました。

地元の有力メーカーが相次いで破産したからです。

おのおのが有名な会社でしたからきっと多くの方が驚いたことでしょう。

しかし私は「ついにこの日が来たか。」と思いました。

なぜなら、このうちの2社が、かなり苦しいという情報は
かなり以前から業界内では噂されていたからです。

ある一社は社員の給与遅配が続いており社員のモチベーションが低下していました。
別の一社は職人への支払いが滞っているという話を以前から聞いていました。

個別相談であらかじめ情報を得ていた方は、ほっと安堵の胸をなで下ろしている
ことでしょう。
(個別の会社名はホームページでは出すことができません。ご了承ください。)

しかし建築途中の現場はどうなるのでしょう。

アフターは大丈夫なのでしょうか?

被害者の方が心配です。

私は倒産する業者はまだまだ増えると見ています。

なぜなら、苦しいと言われている業者が増えているからです。

今回倒産した会社はいずれもデザイナーズハウスや展示場を展開している
地元では知名度の高い会社でした。

これからは「有名な会社=安全」という公式は必ずしも成り立たない可能性があります。

今回倒産したある会社の帳簿を見ましたが、帳簿上は黒字決算になっていました。

これは外部からは、会社の経営状態が分かりにくいことを意味します。

しかし一方では、会社の大小にかかわらず、健全な経営をしている業者があることも
事実です。

-------------------------------------------------------------

土日の時間をつぶしてNPOまでおいでになるのはかなりの負担だと思います。

でも私たちの言葉にちょっとだけ耳を傾けてみませんか?

きっと多くの相談者の皆さんと同じように「相談に来てよかった。」と
言っていただけますから。


■FILE 87

★施主の無知に付け込んだ大手メーカー

Aさんは契約の直前に見積りチェックにおいでになりました。
「素人では内容が分からないので、チェックをお願いします。」とのこと。

しかし内容を見て驚きました。
広い家ではありますが、値段がこのメーカーの相場の2倍くらいでした。

しかしかなりの部分の建材は安いアパートの材料が使われています。
施主さんは興味のあるキッチンが高級品だったので安心していたようです。

しかしどう考えても値段に見合った内容とは言えません。
「施主さんの無知につけこんだ見積り」と言うのが適切です。

でも施主さんは、この内容で契約することを約束してしまったのだそうです。
施主さんも残念そうでしたが、私もつらい気持ちになりました。

もう少し早く相談においでになっていたら、メーカーと交渉をして、
同じ金額でかなり内容の良い家を作れただろうに。と思いました。

このケースのように、大手住宅メーカーでも相手を見て大きな利益を
もくろむケースがあります。
施主さんが営業マンを信じきるような甘い人間だったり、自社に有利な
タイミングで契約できた時などはかなり大胆な見積りを出すことがあります。

今の時代100万円を余分に稼ぐことは並大抵のことではありません。
しかし家作りでは100万円を節約するのは、それほど難しくありません。
正しい知識があれば良いのです。

どうか個別相談においでの際には、なるべくお早めにおいでになることを
お勧めいたします。
その方がお互いにとって楽しい相談になりますから。


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■FILE 86

★大手メーカーが隠していたこと

Aさんは地震に特に強い家を望んでいました。
そのため大手メーカーに行きその旨を話しました。
するとメーカーでは住宅性能評価の耐震等級が3(最高等級)の図面を
持ってきました。
喜んだAさんはすぐに契約、そして完成となりました。

ところが住み始めてすぐに地震が来ました。
その地震はたいして大きくなかったのに外壁に大きなヒビが。
不審に思ったAさんは図面を取り出して調べたところ
大変な事実がわかりました。

たくさんの提案図面に「住宅性能評価の耐震等級は3」と書かれていたのに、
最終図面では「住宅性能評価の耐震等級は1」と小さく記されていたのです。
「こんな説明を受けていない。」とAさんは怒り心頭です。

もちろん耐震等級が1であることが欠陥住宅なのではありません。
しかしAさんは非常に高いお金を出して建てたにもかかわらず
「耐震等級は3です」との説明しか受けてこなかった事に怒りを 隠せませんでした。

メーカーの言い分は『最後になって「間取りを多少変更して欲しい」と言われたから
変わったのです。』ということでした。
でもその言葉の裏には「等級が下がった説明をして契約を取れなくなるよりも、黙っ
てた方が良い。」という意図が透けて見えます。

施主はシロウトです。
信頼している大手メーカーが、だまそうと思えば簡単にだまされます。
一生支払う大金をかけている人に、その仕打ちはあまりにもひどいと思われませんか?

施主さんは、業者を過度に信頼せずに、自己防衛をすることが求められていると
私は感じました。


■FILE 85

★大事なものが欠けた工務店

工務店は家を建てる選択肢の一つです。
しかし小さい工務店では、弱点が露呈することも少なくありません。
時にはそれが致命傷になりかねないこともあります。

ある工務店で家を考えていたご夫婦が相談においでになりました。
価格が安いことを売りにした小さい工務店を選ばれたようです。

相場より価格が安い場合、何かを抜いて経費を下げていることがあります。
そんな時はNPOでは、特に慎重に調べることにしています。

見積りはまだでしたが、工務店の提案した間取りを拝見しました。
でもそれを見て、目が点に。(エッ!)
プロの提案図面にしては、あまりにもひどすぎます。

43坪を超える家なのに玄関の幅が91センチしかありません。
明らかに狭すぎです。
クローゼットの実際の奥行きが実質40センチ程度しかありません。
異様に狭く、使いづらいです。
2Fのトイレの奥行きが普通の2/3に。
きちんと座れるか疑問です。仮に座れても窮屈すぎです。
この他にも不自然で使いにくい点が山のようにあります。

間取りでこんなに驚いたのは初めてです。
どう見てもプロが作ったとは思えません。

「なぜプロがこんな間取りを提案したのだろう?」
考えていると、相談者が
「工務店さんは、私が作った図面をそのまま提案図面にしたのです。」

つまりこの工務店は、間取りのプランニングを省いたのです。
注文住宅では、間取りのプランニングは最も重要な部分の一つです。
家族がこの家で幸せな生活ができるかは間取りが大きな役割を果たしています。

この大事な部分を省いて、シロウトの図面で済ませるプロがいるとは思いませんでした。
「ご夫婦が相談に来なければ、この間取りで家が建っていたのか。」と思うと
腹立たしさを感じました。

家の完成後、施主さんに間取りで文句を言われたら
「あなたの注文どおりに作りました。」と責任を回避するのでしょう。
「この工務店には何か大事なものがが欠けている。」そう感じました。

価格が安い方に目が向くのは自然なことです。
でも安い理由を確認するのはとても大事なことだと思います。

NPOでは見積書のチェック、間取りや仕様書のチェックを行っています。
念のために相談に来られることをお勧めします。


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■FILE 84

★小さな工務店の大きなトラブル

施主さんは小さい工務店に新築を依頼しました。
もともとはリフォーム主体の工務店です。
「きっと小規模工務店なら値段も安いし、こまめに対応してくれるに違いない。」
ところが現場が始まってから状況が一変します。

柱を補強する金物等に不具合がたくさんありました。
それを最初に見つけたのは、なんと素人の施主さんでした。

「現場監督はなにをしているんだ!」と怒りがこみ上げた施主さん。
理由はすぐ分かりました。

現場監督がまったく現場に来ていなかったのです。
施主さんの抗議でやっと現場監督が来るようになったのも
ほんの短期間だけでした。
工務店は「あの人は辞めました。別の人間が行きますから。」との回答です。

ところが次の現場監督は信頼を置けるタイプの人ではありませんでした。
家のドアの高さをかってに変えて、平気な顔をしているような人です。
図面どおりに施工するのは最低限の常識です。
全く理解できません。
さらに彼は以前の監督から引継ぎすら受けていませんでした。
施主さん一人が大変な思いをしながら家作りが進んでいきました。

不審に思った施主さんがこの工務店を調べました。
するとこの工務店はわがままなワンマン社長が仕切っていることが判明しました。
そのためにまともな社員は入ってきてもすぐに辞めていたのです。
残っているのは、社長の横暴な指示にでも従える人だけなのでしょう。

その後も工務店は施主さんに対し「素人は黙って見ていろ。」といった
高慢な態度で接しているそうです。
いまだに図面どおりの施工がされていません。

「これからどうしたら良いものでしょう?」と頭を抱える施主さんが気の毒でした。

小さい悪徳工務店のトラブルは手の施しようのないケースがあります。
もし工務店を選択されるのでしたら、時間を掛けて良心的で実績のあるところを
じっくり探されることをお勧めいたします。


■FILE 83

★渡せない見積書

Aさんは工務店で新築を計画していました。
話し合いを重ね、間取りも完成するところまで話が進みました。

いよいよ見積り提出の段階となった時に営業マンが言いました。
「金額は○○円です。でも見積書は渡せません。この場で見るだけです。
見積書は後日、契約後にお渡しします。」

これを聞いた施主さんは驚きました。
「一生に一度の高い買い物なのに、見積りを確認することもできないのか。」

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−

見積りの危険はすでにお話していますから、詳しい説明は省きますが、あまりにも一方的です。
この工務店だって、こんなやり方がまともだと思っている訳がありません。

やはり建築業界は落ち込みつつあります。
こんな無茶をしないとダメな所まで追い詰められている、そうした雰囲気を感じます。

そこまで困っているのは、この工務店1社だけなのか、それともたくさんあるのか。。。。
どちらにせよ、このしわ寄せから消費者を守らなければなりません。
この1、2年は特に気を引き締めて個別相談に臨みたいと思います。


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★突然請求された追加工事代金

ある工務店で新築されたAさんの相談です。

引渡しも無事に終わり、新居での暮らしを始めたAさんでしたが、
半年ほどした頃に、見積書内容のことで思い出したことがありました。

それは、契約前に見積書内容の一部工事箇所を取り止めたことでした。
しかし、実際に支払った金額は取り止める前の見積書に記載してある金額
だったのです。
「取り止めた分の工事代金を返金してもらうことはできないのだろうか?」
そう思ったAさんは、その旨を工務店へ連絡しました。

事情を聞いた工務店は、
「では、後日Aさん邸へお伺いいたします。」
といって電話を切りました。
Aさんは、工務店が返金してくれると思い安心しました。

しかし、約束の日に工務店がAさんに持って来た書類は、なんと追加工事
分の実費精算書だったのです。
その内容は、例えば屋根工事の場合、見積書に記載されている平米数と
実際に施工された平米数が合わないので追加金として支払って欲しいとい
ったものでした。
その他にも、追加工事として金額が発生すると伝えられなかった作業の代
金などの請求もありました。
結局、合計で100万円程請求され、返金は一切なかったのです。

こんなことになると思っていなかったAさんは、困惑しました。
「実際に工事する前に、金額を提示してくることもなければ、追加代金が
発生することすら説明がなかった。説明がなければ私たちには分からな
いことなのに。」と肩を落としました。

以前、実はAさんは以前に相談においでの方でした。
しかし、契約の際にはNPOに確認することなく契約をしていたのです。

「契約前にもう一度だけ、NPOさんに相談に来ればよかった。」と
肩を落とすAさん。
私達もまったく同感です。
こんな形で再会するのは、つらいものです。

NPOには、同じようなトラブルで相談に来られる方が後を絶ちません。
相談では、見積りチェックも行っています。
見積りの金額だけではなく、見積りの内容に抜けがないか?後から追加
で請求されることがないかなど、あらゆる角度から見たアドバイスを
提供しています。

契約前に一度ご相談に来ていただきたかったと残念な気持ちになりました。
一般の方には気が付きにくい契約前の注意点も、お話することができます。
トラブルを防ぐためにも、契約前に一度ご相談下さい。


■FILE 81

★嘘をついても契約させる不動産業者

土地の契約をする際に、不動産業者と現地を見た買主のAさんは、
土地の1箇所に境界杭がないことに気が付きました。

不動産業者は「杭は埋まっているだけです。大丈夫。」と説明をしました。
Aさんは、業者の言葉を信じ、特に掘って確かめるといった事はせず、契約を
済ませました。

土地の代金も支払って決済も無事に終わり、いよいよ工務店による建物の
図面作成の段階になった時のことです。
埋まっている杭を確認する為、周辺を掘ってみたのですが見つかりません。
不動産業者は境界杭の有無を確認することなく、Aさんに契約をさせていたのです。

まさか業者が嘘をつくとは思わずにいたAさんは急に不安になりました。
念のため調べてみると、さらに嘘が見つかりました。
敷地内に下水管が横切っていた為、決済までに移動するという約束の工事が
全く行われていなかったのです。

「無事に着工できるのか、不安がいっぱいで。」というAさん。

契約前にNPOで確認いただければトラブルに遭うことはなかったのに。
と残念な気持ちになりました。

幸いNPOでのアドバイスにより、現在、Aさんの新築工事は良い方向へ
進んでいるとのこと。

実は、土地購入でのトラブルもかなり多いのです。
買主側も意識して確認を行うことをお勧めします。
御不安でしたら、念のためNPOでご確認においでください。
NPOでは宅地建物取引主任者の免許保持者が無料でご相談に応じております。
きっと安心して土地の契約にも臨めると思います。


私達ハウジングネットコンシェルジュは元住宅業界のプロが立ち上げたNPO法人です


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■FILE 80

★あとから出てくる住宅建築のツケ

このごろ増えているのが築15年から20年の家の相談です。
家の劣化が早い。リフォーム費用が他の2倍以上かかる。
構造体に大きな亀裂がたくさん入ってきた。
どれも大きな問題です。

でも保証は切れているので、問題の解決は容易ではありません。

実はこれらの原因の大半は、専門家なら家作りの時点でわかっていたことです。
なのに営業マンがそうしたことをきちんと説明することはほとんどありません。

それを防ぐためには見積書や仕様書のチェックが大事です。
そうすれば建築前に長持ちをする仕様かがわかります。

NPOでは多くの方の20年後も考えてご相談をしています。
家作りの際はどうぞ個別相談にお越しください。


■FILE 79

★小さい工務店の弱点

先週の住宅の相談は考えさせられるものでした。
小さい工務店は値段が安いことも多く、大工さんの腕が良いと楽しい家作りに
なる可能性があります。

しかし家作りにはたくさんの能力が要求されます。

そのため少ない人数の小さな工務店は、どこかに弱点が出ることも少なくない
という事例です。

Aさんは自宅の建築を小さい工務店B社に依頼することを決めました。

B社は価格も安く、デザインも研究している会社です。

家の打ち合わせは何度も行われ、最後にAさんが満足できる図面ができました。
ところがB社は最終決定した図面をAさんには渡したものの、大工さんや職人さん
に渡しませんでした。

出来上がった家を見てAさんはびっくり。

自分たちが依頼した仕様ではありません。

打ち合わせの途中に出た仕様の家だったのです。
残念ながらB社は段取りや連絡が弱かったようです。

全体的に一定以上の能力を持つことが小さい工務店でも必要なのですね。
工務店で家を建てる方にとっては難しい課題になりそうです。


■FILE 78

★工務店に相談したら

Aさんは自宅建築のために隣町の工務店に相談しました。
最初は工務店の社長も愛想も良かったそうです。

しかし数回の打ち合わせでAさんは、自分の希望と工務店の主張が、
かけ離れていることに気づきました。

そのことを察知した工務店の社長は突然、相談料として20万円の
請求書を相談者に送りつけたのです。

当然、ご主人が支払いを断ると、ご主人がいない時刻を見計らって
脅しの電話が何度もきたそうです。

私も録音テープを聞きましたが怖いものでした。

奥様一人の時はさぞ怖かったろうと思いました。


■FILE 77

★意外な請求書

Aさんは建築家B先生に家の相談をしました。
B先生はラフプランを書いてC工務店に見積もりを出すよう指示しました。
しかしC工務店の見積もりは、当初Aさんが話していた予算よりはるかに
高い額でした。

それでAさんはB先生の家をあきらめざるを得ませんでした。
その旨をB先生に伝えたところB先生から1通の手紙が届きました。
そこには「ここまでの費用170万円を支払って欲しい。」と書かれていたのです。

契約行為がないのに、この請求は理解に苦しみます。
しかし意外な請求書が後から出てくることは多数報告されています。

楽しい家作りには、追加の請求書が来ない、確定された金額での契約が
不可欠だと私は思います。


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■FILE 76

★工務店の詐欺?

仙台市のAさんは市内の工務店に新築を依頼しました。
信用していたので全額を先に支払ったにもかかわらず、工事時は初期の段階でストップ。
その後は全く仕事をしてくれなくなりました。

それどころかこの工務店は職人に作業代すら支払っていなかったのです。
しょうがないのでAさんは別の業者に多額のお金を支払って残りの作業を終わらせました。

これは先日逮捕された仙台市のM氏と同じ手口です。

Aさんはあらゆる機関に相談に行ったものの相手にされなかったそうです。
自分の身を守るのは自分しかありません。そう感じました。

しかし今回の事件にNPOは重大な関心を持っています。
もし同じ体験をされた方が他にもおられましたらご一報ください。


■FILE 75

★欠陥住宅見学会の家の裁判は被害者側の全面勝訴。

事件簿 File40「欠陥住宅見学会」でご紹介した裁判が終了しました。
被害者側の全面勝利です。
しかし業者からの謝罪はありませんでした。

施主さんは調停、裁判と3年の長期間に渡って戦い続けました。
欠陥住宅の解決には多大の労力と心痛が伴います。

本当にお疲れ様でした。


■FILE 74

★速報 file 68,54の悪徳業者がついに逮捕されました

11月6日仙台北署によって悪徳業者がついに逮捕されました。

ここまで来るのに大勢の被害者が出ました。
その多くが大金を支払ったにもかかわらず家の建築を途中で放棄されるケースでした。
この業者は会社名を変え、なんと8年前からつい先日まで活動を続けていました。

とりあえずこれで被害者が増えることは防げました。
あとは被害者への救済を切に願います。

http://www.nikken-times.co.jp/new/20071106.3/1194325202.html

http://mobile.seisyun.net/cgi/agate/news22/newsplus/1196075506/1/a

しかし弁護士によると「同じような動きをしている会社は他にもあります。」とのこと。
契約する際にはどうぞよく確認してください。


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■FILE 73

★二重請求を行うリフォーム業者

築15年ということもあり、リフォーム業者に屋根の塗装工事を依頼しました。
ところがわずか半年で屋根の塗装が剥がれ落ちてきました。
屋根を見てみると、剥がれ落ちた部分がまだらになっています。

業者に連絡したところ、
「分かりました。工事をやり直しますので、少しだけお金を負担していただけませんか」
と言われました。

見積もりを拝見したところ、負担を依頼された金額は、何と塗装代金そのものでした。

つまり業者の手落ちなのにすべてを施主に請求したわけです。

ちなみにこのリフォーム業者は超有名リフォーム会社です。
どうぞ皆さんお気をつけください。


■FILE 72

★処分を受けた建築士

仙台でも強度不足の住宅設計をした建築士が重い処分を受けました。

その建築士だけが悪いのか、それともそれを行わせた環境が悪いのか、
その辺のことは別にしても、こうした問題は他人事ではなくなりました。

営業マンに聞くと「外観が高級に見えて、価格が安い家は売りやすい。」との事。
でもそれは「見えない部分に費用をかけない。」ことを意味します。

住宅の建築は他人任せではいけません。
自分で確認・判断する、というスタンスで臨むことをお勧めします。


■FILE 71

★ file40の欠陥住宅のその後をご報告します。

明らかな手抜き工事で耐力壁が不足している危険な住宅にもかかわらず
いまだ決着を見ません。

今まで調停が進められてきましたが不調に終わりました。
悪徳業者は頑として自分の非を認めなかったとのことです。
これからあらためて裁判が始まります。

もうすでに欠陥住宅見学会から1年半が経過しています。
欠陥住宅ができてしまうと、そして悪徳業者にあたるとこれほど長い時間がかかるのです。

施主さんにはめげずにがんばってほしいと思います。
そして悪徳業者には早く罪を認めて謝罪してほしいと願います。


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■FILE 70

★ 契約がすんでしまえば。。。。

契約後の相談でした。
品の良い、でもどことなく表情が暗いご夫婦でした。
大手メーカーで土地を探してもらって家の契約をしたそうです。
すでに工事が進んでいるとのことでした。

見積もりを拝見しました。
土地も良いロケーションで、家も大手メーカーで高価です。
「でも、私たちも困っているのです。」とご夫婦。

経過を聞くとこんな内容です。
家の値段が高すぎて当初の予算には合わなかったそうです。
「予算に合う見積もりになったら契約したい。」というと営業マンが言いました。
『この金額でいったん契約してください。あとで材料を変えることでご希望の値段に合わせます。』
土地を紹介してもらってという義理もあり、その言葉を信じて契約をしたそうです。

ところが契約後に営業マンに電話をすると「忙しくて行けません。」の一点張り。
そのうち工事が始まってしまい何の減額もできないまま工事が進んでしまいました。

「どう考えてもこの予算ではこれからの生活が大変です。」と相談者。
大手メーカーとはいえ、腹立たしいやりかたです。
「契約がすんでしまえばこんなものなのですね。」と落胆の声。

契約前に確認に来ていただければこんなことにはならなかったのですが、
今となってはどうしようもありません。
こんな相談は私たちにも、つらいものです。


■FILE 69

★ 客が甘そうだと見たら不利な条件で契約を迫る業者

建築条件付の土地を見つけたAさんはその土地が一目で気に入りました。
そしてすぐに販売事務所へ行きました。

「あの土地をぜひ売ってください。」というAさんが買う気満々なのを見て
事務所の業者は言いました。

「残念ながら、あの土地は明日仮契約が入る予定です。
もし今日契約してくれればお譲りできます。」
「でも間取りも何も決まってないのですが」と不安なAさんに業者は言いました。
「詳しいことは契約してからゆっくり決めましょう。」

Aさんは悩みましたが、結局、詳細がないまま高額な金額だけが書き込まれた
契約書にサインをしてしまったのです。

その後、出てきた間取りと見積もりは値段にまったくそぐわないローコスト仕様でした。
でもそれも当然のことです。
業者はなるべく多くの利益を上げるために必死なのですから。

この類の話は多数報告されています。どうぞお気をつけください。


■FILE 68

★ 悪徳業者、ついに刑事告訴へ

事件簿file 54の業者が先月5月下旬、被害者団によって詐欺罪、
建設業法違反で刑事告訴されました。

地元テレビ局でその模様が放送されました。

しかしこの業者は現在も仙台で営業を続けている可能性があります。

早い逮捕が望まれます。


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■FILE 67

★ 契約書の解釈

Aさんは、一流大手住宅メーカーに言われるまま、
高額な家を契約をしました。

でも「こんなに高い家を支払えるかなあ」と不安なAさんに営業マンは
「大丈夫です。金融機関でローンが通らなければ契約は白紙撤回できますから。」
と言いました。

たしかに契約書にもそのように書いてあります。

その言葉を信じAさんは多額の手付金を支払い契約を行いました。
その後、多くの銀行を回ったAさんは融資金額の一部しか借りられないことが
わかりました。

「銀行が不調だから契約は白紙ですね。」とAさんは話しましたが、
次の営業マンの言葉に驚かされました。

「残金は一般ローンで借りましょう。ただ金利は6%以上になりますが。」

「6%のローンが払えるかどうかわかりそうなものなのに。」とAさんは嘆きます。

「だって一般ローンだって金融機関ですよね。白紙撤回は無理ですね。
手付金は返しませんよ。」

という営業マンの言葉に心がこもっているかは皆さんの判断にお任せします。

でもこれが日本を代表する大手住宅メーカーの対応です。
どうぞ慎重に対応ください。


■FILE 66

★ 見積書のいろいろなカラクリ

相談者は地元の工務店で見積もりを貰いました。
その工務店では詳細な見積もりを出したそうです。

でも施主さんは家の値段が高くちょっと手が出ない価格のように感じました。
それで工務店は「内容を工夫して価格を下げてきます。」と言い、
新しい見積書を持ってきました。

NPOで見積もりチェックをしてみると確かに家自体の値段が100万円ほど
下がっています。

でも家の部材など内容は以前と変わりがありません。
「ちょっとおかしいな」と感じた施主さんはNPOに相談に来られました。

「内容が変わらないのに値段だけが下がることはあまりないことです。」
とNPOスタッフ。
でも調べてみるとカラクリがわかりました。

確かに家の見積もりが前回よりも100万円下がっていたのですが
別に添付した水道工事の見積もりが100万円上がっていました。
もちろんこちらのほうも前回と内容は変わりません。

つまり総額はまったく同じだったのです。
「こんな手を使われるとなんだか寂しいですね。」と相談者。

このケースでは契約前の相談でした。
そのため大きなトラブルにならずにすみました。

契約後にいろいろなカラクリで値段が上がるのでどうぞご注意ください。

もし不安でしたらどうぞ個別相談へおいでください。


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■FILE 65

★ リフォームはチームワーク

ある業者にリフォームを依頼した方からの相談です。

内容はユニットバスとシステムキッチンの交換なのでかなり大掛かりです。
一口にリフォームと言っても一人ですべてを行なえるわけではありません。

浴室を解体する人、コンクリートを打つ人、キッチン・バスを設置する人、
補強工事の大工さん。
さまざまな人の協力で工事は順調に進んでいきました。

ところが電気屋さんが来ません。そのため作業が止まってしまいました。
ようやく電気屋さんが現場に来たのは予定の4日後のことでした。
そのためリフォーム業者と電気屋さんと施主さんの三者で話し合いとなりました。

どうもリフォーム業者とのコミュニケーションがうまくいっていなかったようです。

施主さんの指摘に対して電気屋さんは逆切れし
「文句を言って工事代金を引く気なのか!!」と吐き捨てて帰ってしまいました。
電気屋のひどい対応にリフォーム業者は何の手も打ちませんでした。
それどころかなんと彼も施主さんを残して帰ってしまったのです。

そのため困った施主さんが残された電気工事を行うことになってしまいました。
(施主さんは資格保持者でした。)

リフォームはたくさんの人の協力で成り立ちます。
今回の例のように責任ある仕事ができる職人がいないのに無責任に
仕事を取る業者をよく見受けます。御注意ください。


■FILE 64

★ 築15年後の災難

大手住宅メーカーの家のリフォーム相談です。
リフォーム工事の見積を同じメーカーで取ったところ千数百万円もしたので
施主さんは驚きました。

水周りの変更とはいえかなりの値段です。一般にくらべ2倍近い金額です。

施主さんは値段に驚いてメーカーと交渉しましたがどうにもなりません。

思い余って別の業者に依頼しましたがなんと見積さえもらえませんでした。
と言うのはこのメーカーは特殊な工法かつ詳細図面が無いために他の業者では
安全性が確認できないのだそうです。
それで工事の依頼を断られてしまいました。

「15年前の契約前にわかっていれば。デメリットは教えないものなのでしょうか?」
と施主さんは落胆していました。

住宅にはこれに類する話がたくさんあります。
丈夫そうに見えても修復できない構造体。
きれいに見えても調整ができないために後から多額の費用のかかる建材。

たいていはメーカーの設定で一方的に家の材料が決まってしまうか、
営業マンからの情報だけで材料が決まります。

しかも、たいていは説明が十分にはされず、問題がでてから真相がわかります。

契約前の個別相談では、こうした建材や構造材やメーカーなどすべての
長所と短所を御説明しています。

ぜひそうした情報を知りたい方は個別相談においでください。
そうすれば悲惨なトラブルに巻き込まれることは防げると思います。


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■FILE 63

★ 見積書は総額ですか?

家の見積書が出たのでチェックをして欲しいとの相談でした。
なんとか予算におさまったので、すぐにでも契約したいとのことです。

見積書の明細を見ると抜けている項目がありました。
一般に付帯工事と言われるものがすべて抜けています。

NPO「これが家に掛かる総額だと言われましたか?」
相談者「いえ。『御予算に合わせます。』と言われたのでそう思ったのですが。」
残念ながら営業マンの口車に乗ってしまったようです。

NPO「見積書から付帯工事の記載が無い点、そしてこのメーカーの平均価格より
見積書の価格が低いことを考えると、本体工事の契約後に付帯工事の契約があり、
値段は上がると思います。」

すると相談者はおもむろにメーカーからもらったスケジュール表を取り出しました。
そこには今回の本体工事契約の後に付帯工事の契約があることが明示されて
いました。

「営業マンからはきちんとした説明がありませんでした。騙された気持ちです。」
と相談者。

でもこのようなやり方をするメーカーはかなり多いので御注意ください。


■FILE 62

★ 責任のがれの工務店

新築工事を地元の有名工務店にお願いした方のお話です。

完成寸前の家をよく見たところ、基礎の立ち上がり部分にひび割れ(クラック)が
あることに気が付きました。
現状を工務店に問い合わせたところ、
「こんなことは、普通です。問題はありません。」との答えです。

しかし心配になり注意して家を見てみると、日が経つにつれてひび割れの箇所が
どんどん増えてきます。

そこで自分で図面にひび割れの本数や幅を記入しておきました。
すると、最初は3本程度のひび割れだったのが、9本になっていました。
その内、外側だけではなく、同じ箇所の内側にもひび割れがあった箇所は6本
もありました。

明らかに1ミリ以上の幅のひび割れです。
そしてそのひび割れは正面と裏側がつながっていました。
これでは基礎の強度に相当影響が出る可能性があります。

引渡し予定の日は過ぎていますが、あまりにひどい施工状況だったので、
社長を自宅に呼び、状況を問い詰めても、一切しゃべりません。

その後、工務店の依頼で、第三者の建築士が作成したという報告書が送られて
きました。
中を見ると明らかにクラックの狭いところだけを調べた内容です。
そして「クラックの幅が小さいので問題ありません。」との回答でした。
また工務店によって基礎部分のクラックがモルタルで隠されてしまいました。

あまりのやり方に「私たちも第三者に調査してもらいます。」と言うと、
工務店の顧問弁護士から内容証明が届いたのです。

こうして施主さんは楽しい家作りから泥沼の法廷闘争へと一転してしまいました。

この業者のやり方はかなり悪質です。
小さな施工ミスは多少はあるでしょう。
しかし罪の無い施主さんを騙したり脅したりして責任を逃れようとするやり方は
許せるものではありません。

でもそれをとがめる方法は現在のところありません。
最良の方法は、このような悪徳業者を避けることです。

でもここで会社名を挙げるわけには行きません。
契約前に個別相談においでいただければと思います。


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■FILE 61

★ トラブルがあっても

ローコストメーカーで建築した方からの相談です。

家の床下が業者の手違いで水浸しになってしまいました。

長く放置したために構造材がすっかりカビています。
メーカーは水を抜くなどの対応をし、第三者の鑑定書を作成して
「今後は問題ありません。」と断言しました。
でもカビはそのまま付いています。

施主さんは「私たちにとっては一生住む家ですから、時々は問題が起きてないか
チェックに来てもらえませんか?」と聞きました。
「いえ、今後は問題が起きないので、チェックには来ません。
もうこれきりにして欲しいのです。」とメーカーは答えました。

誠意の無い言い方に施主さんは
「そんな言い方はおかしくないですか?」と抗議しました。
しかし、それに対しメーカーは言いました。
「訴えるならどうぞ御自由に。」

「裏切られた気持ちです。有名メーカーでも問題が起こればこんな対応なのですね。」
と施主さんは肩を落としていました。


■FILE 60

★ 営業マンが辞めたら

新築の完成間際の方からの相談です。

家が大体完成し、残った作業は追加料金なしで行うという事を
営業マンと現場担当者と口約束をして家の残金を支払いました。
ところが一向に残った作業が行われません。

不審に思い業者に電話をすると、なんと営業マンが辞めていました。
そして「作業はすべて終わっています。これから追加工事が必要でしたら、
料金をいただきます。」との反応が。
値段を聞いてみるとかなりの金額になります。

「それでは約束が違う!」
と現場担当者に抗議しましたが、経緯は認めたものの
「社長に断れと言われたので。。。」と口ごもるだけ。

施主さんは辛抱強く交渉していますが、一向に誠意の感じる対応を
得ることが出来ません。

この業者さんは有名な会社ですが、誠意の無い対応には首を傾げてしました。


■FILE 59

★ 安物の材料にすりかえられた

5年前に塗装の塗りなおしをした方からの御相談です。
高価で性能の良い塗料を指定して工事が行われたそうです。

ところがわずか5年で塗装は無残なボロボロの姿に。
「質の高いものを使ったのに、なぜ?」と思いながらも別の業者に再度、
塗装の依頼をしました。

疑問はすぐに解けました。
塗装職人さんの指摘で、前回の塗装では質の低い材料を使っていたことが
判明したのです。
使用するはずだった塗料に比べ、なんと半値以下の安物でした。

「高い料金を取っておきながらひどすぎる。」
施主さんの鋭い追及に、悪徳業者は自分の非を認めました。
でも損害の賠償の話はこれから進めねばなりません。

材料チェックは大部分の施主さんには難しいと思われます。
それで悪事がばれることはめったにありません。
ですから悪徳業者は習慣的にこうしたことを行っている可能性があります。


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■FILE 58

★ 仲の良い友人にお願いしたばっかりに

増築をした方の相談です。

仲の良い大工さんに家の増築をお願いしたそうです。

気心の知れた間柄だったので、見積書もあるようなないような感じで進んだ、
とのこと。
でも、最後に問題が。

大工さんが工事の最後に言ったのです。
「なんだかんだで工事代金が300万円ほど高くなりました。」

驚いたのは施主さんです。
仲の良い大工さんだからこんなことを言われるとは思ってもいなかったそうです。

結局、契約と見積書が明確にではなかったことと、
お互いに気を遣って言いたいことも言わないで工事が進んでしまったのが
原因だったようです。

「これからどうしたらよいのでしょう。」と施主さんは困り果てています。

仲の良い友人や親戚に家を頼んで、トラブルに遭う例は意外に多いのです。


■FILE 57

★ 揺れる家

ある有名メーカーで1年前に新築をしたという相談者の方のお話です。
トラックが近くを通ると家が揺れる為、不安になりメーカーに相談したところ、
「きちんと地盤に杭を打ってあります。大丈夫です。」
との答えのみで埒があきません。
施主さんの家が揺れて困っているのに何の手立てもしてもらえません。

NPOで図面を見ると、家の基礎が布基礎だったことがわかりました。
この基礎自体が悪いわけではないのですが、もっと頑丈な基礎もあります。

どうやら値段を安くするためにメーカーが布基礎以外を教えずに話を進めたようです。
「地盤が弱いこともわかっていたのですから選択肢だけでも提示して欲しかった。」という
施主さんの嘆きも、出来上がってからではすでに手遅れ。

十分な説明をしないで契約を進ていくトラブルは業者の大小を問わずかなり見られます。

でも一生に一度の家です。
できるだけ情報を出してくれる業者を選ぶことが悔やまない家作りのコツだと
思います。


■FILE 56

★ 建物の周りが・・・・

Aさんはある大手住宅メーカーに住宅新築工事を依頼しました。
地盤調査で地盤が良くない場所であることがわかりました。

メーカーでは家の建つ部分だけに地盤を補強し建築をはじめました。
多少不安のあったAさんでしたが「大手メーカーだからだいじょうぶだろう。」とそのまま工
事は進みました。

しかしいやな予感は的中してしまいました。
建物が完成して一年もすると建物の周りが沈下してきたのです。

当然のことながら、建物の周りには給水管・配水管・排水枡があります。
特に配水管・排水枡は、斜めになって、とても危険な状態になってしまいました。
ところがメーカーでは何の対処もしてくれません。

驚いたことにメーカーではこう言い放ちました。
「建物部分の補強はしましたが、建物の周りは別です。御自分で何とかしてください。」
結局、何の対処もしてもらえませんでした。

Aさんは怒りを通り越してあきれ果ててしまいました。
「『すべてお任せください。』と言われて契約したのに。」とAさんは語ります。

本当に信頼できる会社を探すのは難しいですね。


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■FILE 55

★ 十分な説明がない業者

土地と住宅の見積チェックに来た方です。
「まだ仮申込みの段階です」と本人は言われました。
ところが書類を見るとすべての契約が終わっていました。

「まだ疑問点も修正箇所もたくさんあったのに。」と嘆いていましたがすでに手
遅れです。

家を建てる人の多くが初心者。
でもそこにつけこんで十分な説明もせず数千万円の契約を取ってしまう業者がい
るのが実情です。


■FILE 54

★ 悪徳会社が逃亡しました

file 12,25,44,46の業者がいなくなりました。
事務所はもぬけの殻です。
たくさんの被害者を置いてどこへ行ったのでしょう?

前回は若林区の事務所を捨て、泉区に移って別の会社名で活動を続けました。

この会社は架空の建設業許可番号をつかってお客さんをだまして契約し、
お金だけとって家を建てずに逃げたのです。
宮城県内で10人以上の被害者を出しました。

今回は宮城県から出て行ったのでしょうか?
それともまたほとぼりが冷めたころあいを見計らって活動を再開するのでしょうか?
もしかすると仙台の別なところで活動を再開するかもしれません。どうぞ御注意ください
(この会社は輸入住宅を売り物にしています。)

弁護士にこの話をすると「同じような動きをしている会社は他にもあります。」とのこと。

とんでもないことですね。

契約する際にはどうぞよく確認してください
さもないと一生を棒に振ることになりかねません。


■FILE 53

★ 勝手に確認申請書を出した建築士

ある建築士により本人に承諾なく勝手に建築確認を出されたとの相談が入りました。
みると書類の署名も本人のものではなく、印鑑も3文判です。
「契約もしていないのになぜなのでしょう?」と相談者も不安がっています。

抗議をしても建築士は反省の色すらないとの事。
行政の断固とした判断が求められるところです。

これほどひどいケースはまれですが、施主の意図しないスピードで
事が勝手に進んでトラブルになるケースは良く見られます。


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■FILE 52

★ 現場監督に泣かされたリフォーム工事

Aさんは大規模なリフォーム工事を計画しました。
そして感じの良い社長に依頼することにしました。
「この社長ならきちんと工事をしてくれる。」そう感じたそうです。
たしかに社長は工事契約後にきちんとした工程表を持って来ました。

しかし肝心の現場監督は引継ぎができてないのか、技術的に未熟なのか、
工事の内容を全く理解していませんでした。
例えば棚板の工事後に打合せとは違うことがわかり、全てやり直しという具合です。
そんなトラブルが続出したため、終了予定が過ぎた現在でも工事が延々と続いています。
すでにお金を支払っているので途中でやめるわけにもいかず、不安な日々をすごしているとの事。
「営業は上手でも施工が良いとは限らないのですね。」
と相談者は肩を落としていました。


■FILE 51

★ 保証制度とアフターサービス

「引渡し時に構造体については10年間の保証。その他は一年又は二年と保証する
との説明を受けて安心していたのですが、実際は違うのですね。」
と相談者が切り出しました。
詳しく話をお聞きするとこんな内容です。

有名住宅メーカーの新築住宅に入居後、いろいろな不具合が見付かりました。
でもメーカーに連絡をしてもなかなか来てくれません。

何度もの催促でやっときたと思ったら、簡単に直せる所だけの修理をして帰ってしまいました。
大事な部分の修理は一向に進みません。
その後はいくら催促しても「担当者が不在です。」とか「担当者が変わりました。」
などの言い訳ばかりです。

何故直せないのか?それとも直せないほどの欠陥なのか。と不安でたまりません。
執拗な催促でようやく担当者が来ましたが「それは二年点検の時に一緒にやります。」との返事のみで帰ってしまいました。
そして二年点検が来ても、面倒な箇所はやはりそのままでした。

大きな欠陥が生じた時にどの様な対応をしてくれるのか不安です。
住宅会社のアフター担当者も数多くの物件を抱えていて急がしいことは理解できますが、せめて説明だけでもしてほしいと相談者の方は言っています。

アフターサービスはとても大事です。
「有名なメーカーだから絶対に大丈夫。」などと安心できないのが残念なところです。


■FILE 50

★ 一級建築士のモラルって?

大手メーカーで建築を計画されている方からの相談でした。
施主さんは「弱い地盤を考慮して念のためベタ基礎にしたい」と希望していました。

ところが契約直前になって一級建築士でもある営業マンがこう断言したそうです。
「布基礎にしましょう。ベタ基礎にすると基礎の重みで地盤沈下することがあります。」

「そう言われたのですが本当でしょうか?」と心配顔の施主さん。

−−−−  はあああ( 脱力 ) −−−−−−−−−−−−−−−−
力が抜けました。

基礎をベタ基礎にすると丈夫な分、値段が高くなります。
この営業マンは契約金額を抑えないと契約に差し障りがでると判断したようでした。
メーカーの営業マンだとは言え、一級建築士としてのモラルはどうなっているのでしょう。

この営業マンは以前にお会いした時には誠実な方に見えましたので余計がっかりでした。
そしてこの家は営業マンのすすめどおり布基礎で施工されました。


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■FILE 49

★ 大手メーカーなら信頼できる?

家の建築費を総額で3000万円以内で抑えます。」との大手メーカーの言葉を信じて契約をしたAさんは契約後に地盤改良が必要になったと急に言われ100万円を余計に請求されました。
「契約前の調査ではベタ基礎にすれば地盤改良の必要はないと言われていたのに」と怪訝な顔です。
調べてみると地盤改良の要求とほぼ同時に出た見積もりを見て驚きました。
なんと基礎が布基礎になっていました。
布基礎はベタ基礎より簡素で原価がずっと安いのです。

つまり3000万円以内で建築する約束は守られましたが地盤改良は別会計。
そして地盤改良をしたと同時に基礎の原価を下げたということでしょう。
もちろん家の見積もり金額は下がっていません。

「まさか布基礎になっているとは。。。。説明はありませんでした。」とAさんは肩を落としていました。
このメーカーとAさんはこれからどうやって信頼関係を築いていくのでしょう。

3000万円という高価格でありながら、メーカーの信頼性には首を傾げざるを
得ません。

Aさんの気持ちを考えると私たちも悲しくなりました。


■FILE 48

★ 勝手に工事をされて代金を請求される

ある住宅メーカーが外構工事の契約を結ばずに勝手に工事を始めました。
それに気付いた施主さんは工事のストップを要求しました。
しかし業者は1日の工事代金としてなんと50万円近くを施主さんに要求しました。
考えられないことをする業者もいるものですね。


■FILE 47

★ 家の隣の工務店に依頼したのに

家の隣の工務店なら安心だ。と考えた施主さんは工事の粗雑さにびっくり!
ひどい手抜き工事があちらこちらに見受けられます。

専門家の鑑定書でも「重大な瑕疵である」との深刻な診断結果が。
さらに必要な資格を持たない人間の設計だったことも判明。

現在も工事は中断したまま再開のメドがたっていません。
早い決着が望まれます。


■FILE 46

★ 悪徳業者また闇躍中

file 12,25,44の業者がまた活動しています。
また同じ業者、同じ手口での相談がありました。
調査の結果、10名以上の被害者が確認されました。

どうぞ皆さん、異常に安い見積を受け取ったらお気をつけください。
会社名が出せないのが本当にくやしいです。


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■FILE 45

★ 設備の仕様がわからない?!

施主さんはローコスト住宅で有名な住宅メーカーと新築の契約をしました。
ところが契約しても使用する設備、建材の仕様をまったく教えてもらえません。
キッチン、トイレ、風呂といった主要な設備ですらメーカー、型番などを
一切知らされることの無いまま付帯工事の値段だけどんどん上がっていきます。
(その付帯工事でさえ部材の仕様がすべて不明です。)

信じられないような話ですがとても有名な住宅メーカーです。

あまりのひどさに施主さんは解約を要求するとなんと住宅メーカーから200万を超える違約金が
要求されました。
「契約と打合せだけでこれほど請求されるとは。」と施主さんは頭を抱えてしまいました。
現在、施主さんは弁護士を立てて争っています。


■FILE 44

★ 悪徳業者が会社名を変えて活動しています。

FILE 12,25の悪徳業者が会社名を変えていまだ活動していました。

先日、深刻な表情の相談者がおいでになりました。
「工務店を信頼して完成前に全額を支払ったのですが、職人さんが働いてくれません。
職人さんに話を聞くとお金をもらっていないそうです。
どうもNPOさんの事件簿「file 12,25」と同じような内容なのですが。」とのこと。

伺うとfile12、25とは会社名が違っています。「もしかしてAという方が社長ですか?」と私。
「ええ、そのとおりです。」と相談者。
つまりFile12,25の業者は状況が悪くなったために会社名も電話番号も住所も変えて
活動していたのです。

今回も施主さんから契約前に大金を取り、完成前に全額を支払わせ、職人さんたちへの
支払いを滞らせています。
そのため職人さんたちが働かなくなっていました。
「家は完成するのでしょうか?完成予定はとっくに過ぎています。」と不安げな施主さん。
とんでもない業者が生き延びているものです。
いまだにチラシ広告を使って営業活動中です。


■FILE 43

★ 大手メーカーだから安心?

人のよさそうなAさんご夫婦がご相談にこられました。
そして一葉のはがきを出されました。
見るとご本人名義で確認申請を受領した旨の通知書です。
「でも私たちは土地を購入したことないし、間取りも決まっていないのに。。。」との事。

ただ事ではないことがわかり事情を詳しく聞くことに。
するとこんなことがわかりました。

Aさん御夫婦は家と土地を購入しようと大手メーカーのB社を訪れました。
B社の支店長は「この書類を作ることから家作りの第1歩が始まります。」と言われたそうです。
大手メーカーだから大丈夫だと思ったAさん御夫婦はその相談申込書(と本人は思っていた)に
サインと印鑑を押しました。

ところがその書類は住宅の建築請負契約書と委任状だったのです。
そしてまだ土地も契約しないうちに確認申請を勝手に出してしまいました。
その後もメーカーの担当者に不審な行動が見られたとの事。

私たちの説明でAさんは初めて事情が飲み込めたようです。
「大手メーカーがこんなことをするなんて。私たちが甘かったですね。」とうなだれていました。

でも住宅業界はこんなことが普通に起こり得る、などと誰が想像できるでしょう。
実態を知っている人以外には信じられないと思いますがこれが現実です。


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■FILE 42

★ 値引きの代償

見積もりのチェックにおいでになられたAさんは 見積金額が大きく下がったことを喜んでいました。

見積もりを見ると確かに前回より250万円も下がっています。
「営業マンに『Aさんだけ特別に今年一番の値引きをしました。』と言われま した。」と嬉しそうです。

私はいやな予感がしました。
家自体に何の変更もなく見積もりが下がるとは思えません。
でも営業マンはグレードダウンした点はきちんと説明をしていないようでした。

でも詳細見積もりと図面を見てわかりました。
確かに家の内容も250万円分下がっています。

基礎の高さは以前よりずっと低くなりました。
使用している材料も以前のものとは大幅に変わっています。
簡単に言うと「見た目は同じでも中身は別の家」になっていました。

これが値引きの代償でした。
住宅の見積もりには「私だけ特別」とか「今だけ」というものは存在しないもの です。
一見、お得に見えても必ず裏があります。 お気をつけください。


■FILE 41

★ ふやけた家

先日、検査で現場にいた時の話です。隣の敷地でも住宅工事をしていました。

雨が急に降っていますが誰もいないようです。その家の建て方では床を作り壁を建てて、
最後に屋根を作る工法でした。この家はまだ屋根が出来ていません。

床に直接雨が降りしきり、合板の上に水が溜まっています。
でも最後まで誰も現場に現れずそのままの状態でした。
それから何日かたって訪れた時は、合板はすっかりふやけていました。

合板に雨は大敵です。でもこれから取り替えることは不可能です。
上から仕上げ材を張って隠すしかありません。

工法と雨そして問題を隠す業者には気をつけましょう。


■FILE 40

★ 欠陥住宅見学会のその後

1月に新聞、TVでも紹介された欠陥住宅見学会を行った家の修理費用が判明しました。
なんと2,900万円です。
これは安全に住めるようにするために必要な工事の金額です。驚くほど高い金額ですね。いかにひどい工事が行われていたかがよくわかります。
施主さんは悪徳業者と弁護士を相手に戦っています。「もうすぐ裁判になると思います。」とのこと。
NPOは全面的に施主さんを応援していきます。今後の進展はHPでも随時ご報告いたします。


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■FILE 39

★ 大手住宅メーカーの手抜き工事

Aさんは大手有名メーカーでマイホームを新築しました。大手に依頼すれば大丈夫だと安心していたAさんでしたが、工事現場に行ってびっくり。基礎の鉄筋がひどい手抜き工事でした。
基礎の下半分に鉄筋が無い部分。たて一列がすべて鉄筋が切れている部分。ずさんという言葉を超えたひどい工事です。
このまま完成しては大変なことになると、Aさんは写真を添えて抗議しました。しかしメーカーはその声を無視してコンクリートを流し込みました。そして完成した家は半年で深刻な亀裂が何カ所も発生してしまいました。
Aさんの心痛はどれほどのものでしょう。なぜ個人がこんなことで大事な財産を傷つけられなければならないのでしょうか。最初からNPOが入っていたら、と考えると悔しい気持ちでいっぱいになりました。


■FILE 38

★ 監理をあきらめたケース

地元大手住宅メーカーで家を建てる方から監理を依頼されました。メーカーは施主には「NPO監理を受け入れます」と言って契約をしました。しかし実際に工事が始まると、担当者の嫌がらせにも近い非協力的な態度によって、監理をあきらめた初めてのケースになってしまいました。メーカーを信用して契約した施主さんが大変に気の毒でした。
このメーカーの態度が理解できず、その後調査をしました。すると仙台の裁判所で20件の裁判を抱えていることが判明。受注棟数から考えても異常なほど多い数です。これではとても第三者の監理など入れるわけがありません。そして問題の根が深いことをあらためて知らされました。


■FILE 37

★ 収入印紙を貼っていない契約書は仮契約書?

複数の住宅メーカーの営業マンがこの手を使うことが報告されています。
「この契約書には収入印紙が貼っていません。ですから契約書ではなく仮契約書になります。それでサイン、捺印をしても責任を問われませんから、サインと捺印をお願いします。」
これは大きな間違いです。
契約上は収入印紙が無くても契約そのものは有効です。さらに収入印紙を貼らないと印紙税で処罰される可能性すらあります。

大きな住宅メーカーがこんな初歩的なことを知らないわけはありません。深刻な事態に陥らないためにも十分気をつけてください。


■FILE 36

★ 契約後に住宅の仕様が決まる?

施主さんが売り建ての契約後にご相談にこられました。契約元は地元の有名な住宅業者です。
でも契約書を見てビックリ!なんと建築前であるにも関わらず仕様書も間取もありません。契約書には家の値段と面積しか書いてないのです。
「家の仕様(使用している材料)は?」と伺うと「契約後に提出します。」と言われました。とのこと。
いやな予感がしました。契約後に提出されたと言う仕様書を見て愕然としました。
予想通り、今時考えられないような質の悪い家です。
契約金額とはおよそ不釣合いの家になってしまいました。
相談者が気の毒で仕方ありません。

契約前にチェックに来ていただければこんなことにはならなかったのに。と悔しい気持ちでいっぱいになりました。


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■FILE 35

★ アフターサポートは万全?

メーカーで家を建てた後に不具合が出たので、対応をお願いしても半年経っても
音沙汰がないという相談がありました。
メーカーには大工さんや職人さんがいません。
それで修繕には別に費用がかかるので迅速に対応してくれないケースが
多々あるようです。
メーカーの営業マンは「アフターサポートは万全」と言いますが、
このような相談が増えているのは事実です。


■FILE 34

★ 被害者を脅す加害者

宮城県内の住宅展示場のイベントで大怪我を負ったお子さんのお宅に相談に
伺っていたところ担当のイベント企画会社の方が訪れました。
裏で聞いているとこんな会話が。
被害者の父親「管理責任もあるのですから展示場から適正な治療費を
いただきたいのですが」
企画会社「でも相手は大手メーカーの団体ですよ。怒らせると後でお困りのことが
あると思いますが。。。」
被害者の父親「・・・・・」
企画会社の方の言葉を私は忘れることができません。これは脅しではないのでしょうか?
弁護士に相談することを薦めましたが、被害者の父親はこの言葉に泣き寝入りを
決めてしまいました。


■FILE 33

★ その家を建てる資格はあるの?

家を建てる方からこんな相談が持ちかけられました。

それは小規模工務店で建築を考えている方の相談です。
総面積が160uを越える広い家を作ろうと思うのだがどうも工務店が信頼できない。
と言うものです。
たしかに小規模の工務店に依頼をすれば値段は安く済むかもしれません。

でも小規模工務店はまさに玉石混合。

経営も安定した腕の良い工務店もあれば今にもつぶれそうなため、
違法行為すれすれの行為をして逃げる工務店までいろいろです。

詳しく話を聞いてみると150u以上の住宅を建築するために必要な建設業の許可証を
持っていません。値段もかなり高いものです。

「これはたぶん問題になりますね」と相談者にお話しました。小規模工務店で
悪い業者の場合、トラブルになると解決のめどが立たないことがあります。

なぜなら業者にお金がないので裁判に勝っても意味をなさないのです。

ですからどうぞ家を建てる方は良い業者を慎重にお選びください。

もし業者の評判を知りたいときはNPOにご相談ください。

ちなみに:150u以上の住宅を新築するためには建設業許可が必要です。
(1,500万円以下なら問題ありませんがそんな家はありませんよね)

それ以下の家はなんと無免許の個人でも建てられます。
NPOは150u以下の家でも建設業許可を持った法人の業者で家を建てることをお勧めします。

なぜならこの許可を取るには長い経歴を持つ管理責任者ときちんとした技術者と財産的基礎が
必要だからです。ちなみに事件簿File25,File12は無免許の個人の工務店です。


■FILE 32

★ 実印の印影を集める住宅メーカーに要注意

ある住宅メーカーは必要でもないのに、多くの方の個人情報と実印の印影を取ろうとします。住宅関係で実印を押すことが必要なのは融資の本申込みと登記だけです。それ以外は三文判だけで事足ります。実印は不要です。
ところがある住宅メーカーは「実印が必要です」とお客をだまして実印を押させます。コンピュータ画像処理が発達している現在、お客をだまして実印の印影を集めるのは個人情報の保護の観点から見ても非常に危険なことと言わざるを得ません。不要な実印を要求されたら、黄色信号です。どうぞ契約前にNPOにご相談ください。


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■FILE 31

★ 口約束しかできません?

個別相談に来た方から伺った話です。
ある大手メーカーの営業マンと打ち合わせをしたそうです。
営業マン「もし契約していただければ、わが社で建てた家がもし大地震でゆがんだら、建築後何十年建っても無料で修理に伺います。」
相談者「それはすごい。では打ち合わせ議事録に書いてください。」
営業マン「文章に書くことはできません。私を信じてください!」
相談者「・・・・・」
相談者はあまりの非常識さに言葉を失いました。

営業マンと接していると多かれ少なかれこんな場面に遭遇することがあります。口約束はすべて反故になることは覚悟してください。本当に実現してほしいのでしたら文章化は絶対条件です。でも文章化しない営業マンがいることも事実です。


■FILE 30

★ お客様の声が最優先?

個別相談に2社の住宅メーカーの図面が持ち込まれました。A社は施主の希望そのままの間取を提案しています。しかしB社の図面では「それはお勧めしません」とA社よりも施主の希望がかなっていません。
でも図面を見て驚きました。B社の家は1階と2階に柱がきちんと通って整合性が取れているのに対して、A社の家は西半分の1階と2階の柱が大きくずれており、どう見ても不安定です。「すぐに壊れるとは言いませんが長く住むのに安心な家ではないですね」とスタッフ。相談者も「個別相談に来なければ分かりませんでした」と納得でした。


■FILE 29

★ ある欠陥住宅の顛末

これは県外で起きた欠陥住宅の事例です。参考になると思いますのでとりあげました。
中古の物件を購入したAさんはその家が欠陥住宅だった事を知りました。Aさんは売主のBさんを訴えました。Bさんは「業者が悪い」と主張しましたが、最終的にBさんがAさんに1500万円を支払うことになったのです。
客観的に見るとBさんも被害者に見えます。でも売るという行為でBさんにも責任が生じているのでしょう。これからは欠陥住宅をつかまされるとBさんのように2重に苦しむことになるかもしれません。
世間では‘自己責任’という言葉が流行っています。この事例は他山の石として私たちも深く心に留めておきたいと思いました。


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■FILE 28

★ 「展示場を買いたいのですが。」

今年1月の「個別相談」でした。「格安で売られているので買いたいのですが」という相談です。確かに建物の資料がたくさん揃っており、それを見る限り、新しい割に安価です。格安と判断しても無理からぬ物件です。しかし、地盤調査や地盤改良の資料がありませんでした。
NPOの相談員はアドバイスしました:「このあたりは軟弱地盤で有名な土地です。ほぼ100%の家が地盤改良をしている地域ですから、地盤の資料を見ないと不安ですね。」 相談者はすぐに工務店の営業マンに連絡しました:「地盤改良はしましたか?」
営業マン:「地盤改良はしていませんが大丈夫ですよ。」(実はこの“大丈夫ですよ”が危ないのです。) 不信感をつのらせた相談者:「じゃあ、建てた時の地盤調査資料を見せてください。」
営業マン:「いやー、資料はありますが、調査した会社が倒産したので、失礼に当たるのでお見せしないことになっているのですよ。」
即座に相談者は購入をとりやめました。軟弱な土地に地盤改良もせず家を建てるのは、数年の見学のためだけの展示場では珍しいことではないようです。それを説明せずに販売することを、我々NPOは見過ごすことはできません。
この相談者は判断力のある方のようでした。それでも、軟弱地盤に地盤改良もせずに建てられた展示場を、地元の有名工務店が販売するとは予想外でした。もしも相談に来られなければ、格安どころか、とんでもなく高い買い物になったことでしょう。
この展示場の家は今でも売りに出されています。工務店の、知名度に相応しい営業方針と社員教育が望まれます。


■FILE 27

★ 住宅会社の内部連絡ミスが・・・。

大手メーカーで家を建てた方からの相談です。営業マンに注文した家とは違う家が出来てしまいました。車椅子が出入りできるために指定した広さよりずっと狭い扉。色が違うサッシ枠。営業マンは「やります」と言いながら約束が守られない設備。抗議をしてものらりくらりの対応に困った施主はNPOに相談に来られました。内容からして営業マン、設計、施工の連絡ミスが多数あったようです。
NPOでは抗議文の書き方、打合せの進め方を説明し、無事に問題の代替案を引き出すことに成功しました。
終結までには長い時間がかかりましたがアドバイスが役に立ったケースです。


■FILE 26

★ 過度の信頼はトラブルの元

リフォーム業者の誠意の無い態度に困り果てた方が相談にこられました。見積を拝見したところ、どう見ても300万円程度の仕事なのに700万円も請求をされています。さらに話によると業者の態度はとても失礼で誠意をまったく感じません。
詳しい事情を伺ったところこんないきさつがありました。その家は亡くなった先代の腕の良い棟梁に依頼して建築したそうです。30年経過し、亡き棟梁の息子さんの代になっても信頼して他社からの見積も取らずに言い値で発注をしたそうです。でもその期待はみごとに裏切られた。と嘆いていました。
親戚、古い知り合い、友人に依頼してトラブルになった話は意外と多いものです。根拠なく甘い期待をするのは禁物かと思います。


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■FILE 25

★ FILE12の業者の末路

先日、事件簿File12の業者でトラブルに会った方から相談が入りました。建築前に2400万円の建築費の全額を入金させた挙句に、まだ建築が半分も進まないうちに「お金がショートしたからもっと金を出してくれ。でなければ工事は中止だ」とごねだしたとのこと。ついに自転車操業も止まったようです。とはいえ、当分はこの業者も安い価格をえさに生き残りをかけて営業活動を続けていくと思われます。どうぞご注意ください。


■FILE 24

★ 展示場を買ったら断熱材が入っていなかった

展示場を購入したAさんは住んでビックリ!断熱材が入っておらず、すきま風が家じゅうを駆け巡ります。でもメーカーは何もしてくれません。耐えられず家を捨て値で処分し、賃貸アパートに移ります。とのこと。つらい話です。


■FILE 23

★ 土地を買ったら土中から廃棄物が出てきた

土地に新築の基礎を打つために土地を掘ったら土中から廃棄物が・・。
心無い人間の仕業でしょう。
土地の購入も注意が必要です。


■FILE 22

★ トラブル相談が非常に多いローコストメーカー

家の土台が完成前から既に何カ所も亀裂が入っています。次第に亀裂の数も増え、幅が大きくなっているとのこと。メーカーに苦情の電話をすると経営者が出ました。
「うちの土台には亀裂は大抵入ります」「保証をしますから大丈夫です。」の一点張り。
「じゃあ、保証内容を書いてください。」というと「俺の言うことが信用できないのか!」と逆ギレ。挙句には「面倒なことを言うならおまえを訴えてやるからな!」と怒鳴り出す始末。施主さんは頭を抱えてしまいました。
この会社のCMは安くて良い家のような印象がありますが、経営者自らがこんなやり方をするようでは不安ですね。


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■FILE 21

★ ビー球が転がる家ですが、買っていいですか?

ご相談者は建売を変われる予定だとの事。希望の場所に格安で売っていたのでぜひ買いたい。との希望です。
しかし彼の持ってきたデジカメを見ると、その家の床の真中をビー球が勢いよく転がっていく映像が。。。床がだいぶ傾斜しているようです。その他にもいろいろな問題があるようでしたが、ご本人は買う気マンマンです。
「だってとても安いんですよ。」
値段は確かに格安ですが、それだけで決めるのはあぶないと思うのですが・・・。


■FILE 20

★ その見積書は大丈夫?

相談者は見積の最終チェックにNPOに来ました。見積は詳細に書かれています。
しかしよく見るとサッシやお風呂などの設備すべてが一流メーカーの商品名・型番と共に(または同等品)と書かれています。これは悪用される危険があると感じました。つまり「同等品」と言う名の全く違う二流の安物商品にすり替えることができるのです。そうなっても抗議のしようがありません。
これでは詳細な見積も何の意味もありませんね。それで使用する建材の商品名・型番を明確にしてもらうようにアドバイスをしました。事前の見積チェックが役に立った例でした。
見積書にこのような危険が潜んでいるのは珍しいことではありません。


■FILE 19

★ 小噺3話

・内覧会に来た施主の父親の体験談
数年前、ローコスト住宅メーカーで建築をしたのですが、現場に入ってみたら所々に断熱材が入っていないのを発見。大工さんに「きちんと入れて欲しい」と言ったら「余ったら入れてやるよ。」もちろん材料が余るはずも無く、寒い家になりました、との事。

・相談に来た方の体験談
だいぶ前にお父さんが有名メーカーで家を建てました。しかし完了検査を受けずに引渡しを受けていたことが後になって判明。屋根の部分に法律上の問題があったらしく、抗議をしたら「屋根を切りましょうか?」と言われる。

・セミナーでの話
ある大手メーカーで家を建てた人が「ひどいシックハウスで苦しんでいます。」 その話を聞いていた別の方が「実は私はそのメーカーで長年現場監督をしてすっかり体を壊しました。」


■FILE 18

★ オープンシステムで欠陥住宅

有名建築家が設計するすてきな家が発注されました。建築方法はオープンシステム(オープンネット)という宮城県仙台市在住の有名建築家お勧めの方法です。しかし実際の工事は非常に粗雑で、施主の意見を無視したまま工事が進んでいきます。あまりのことにNPOにご相談に来られました。施主と有名建築家との話し合いに私たちも同席しましたが、その内容に驚かされました。
有名建築家の主張は以下の通りです。「業者を紹介したが、業者の技術力などは把握していない。業者を紹介した法的な責任は私にはない。」それに対し施主はこう主張しました。「契約前には建築家から「各業者は技術力があります。」と説明を受けた。「技術力も分からない業者を紹介する人などに、誰が建築の依頼などするのですか?」 と怒り心頭。全く気の毒な話です。有名建築家も最後には自分の薦めたはずのオープンシステムには欠陥があると言い出す始末。さらに有名建築家は、施主に十分な説明もせずに現場監督を省略していたことも判明。つまり現場監督がいない現場、技術力が不明の業者、責任の所在のわからない仕組み、不明瞭な保証体制、不完全なシステムでこの住宅建築が進んでいたのです。
オープンシステムは将来的には効率的な方法になるかもしれません。しかし少なくとも現段階では難しい課題も抱えていると思われます。オープンシステムを希望するならまずNPOにご相談に来てはいかがでしょうか?
このトラブル事例は地元新聞の記者によって徹底的に調査され、「欠陥マイホーム」という特集記事に掲載されました。


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■FILE 17

★ 外壁や部屋の壁に亀裂が・・・

その物件はお手ごろ価格の建売でしたが外壁に亀裂が入っています。 買主が不審に思って部屋の壁を見るとそこにも数々の亀裂が・・・。でも営業マンは平然と言い放ちました。 「このごろ寒いからヒビが入ったのですよ。特に問題はないですね。実際に私たちでお売りした建売には亀裂なんてしょっちゅう入っていますよ。もし良かったら何軒かお見せしますか?」 頭痛のするような発言ですね。


■FILE 16

★ 金賞当選は本当なの?

ある相談者にローコストメーカーから1通の手紙が届きました。それは「あなたは5000人以上の中からたった一人金賞に選ばれました。」との通知です。そしてその文章の後に延々と金賞のメリットと契約を誘う言葉が。「これって本当に私だけなのでしょうか?」とは相談者。「違うとは断言できませんが、この業界では良く使う手ですよ」とNPOスタッフ。結局、その後に同じ手紙を持ってきた方2名から相談が入りました。きっとこのHPを見ている方でも同じ手紙を持っている方がたくさんいるのでしょう。これをだましと取るか、健全な営業手法の一つと取るかは皆さんの判断にお任せしますが、一生をかけて支払う家がこんなやり方で契約させられているのが実情です。


■FILE 15

★ 業者の説明が食い違っている。

リフォームの相談です。業者2社から見積を取り、説明を受けました。ところが それぞれが説明する内容が食い違っており、どちらの意見が正しいのかわからないとのことでした。値段も高いのか安いのかわかりません。NPOにはボランティアのリフォーム専門の外部アドバイザーがいます。 早速現場を確認して、見積の内容の説明、値段の妥当性や失敗しないためのコツを説明してもらいました。


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■FILE 14

★ 業者がニコニコした感じの良い人に見えたので見積りをもらわないで仕事が始まり、工事終了後に約束の金額をはるかに超えた料金を請求された。

このケースは県外の方でトラブル後に報告された事例です。まず、契約前にきちんとした見積書をもらう必要があります。今回のケースは業者を安易に信用して悲劇になったケースです。契約前にリスクをすべて除去できれば安心して建築できますね。契約前に相談に来て欲しいケースです。


■FILE 13

★ 仮契約と言われて本契約を結ばされた。

仮契約後100万円を振り込んだ後にトラブルが続発した後に持ち込まれた相談です。本人はだまされたことが分かりましたが、メーカーは弁護士を立てて多額の解約金を請求しました。当NPOと弁護士が協力し解約金は1/4にまで減らすことが出来ました。契約前にチェックすれば簡単に防げる事例でした。契約前に相談に来て欲しいケースです。


■FILE 12

★ 契約前に料金を600万円支払った。

このままでは不安だと言うことで相談が入りました。当方の調査で相手の業者は会社形態ではなく無登録の県外の個人であることがわかり相談者に警告しました。県の担当者もあまりのずさんさにあきれていました。しかし業者に「前金で600万円払えば家の値段は半額にする。」と言われたそうです。業者のその言葉 に納得した(!!)、との事で契約書も交わさず家を建て始めました。なお、たぶん自転車操業なのでしょうが、本人が納得したので当方は手を引きました。しかし怖い事例ですね。


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■FILE 11

★ たくさんの不具合があるのにきちんと対応してくれない。

竣工、引渡後の相談でした。シックハウス、設計ミスなどで危険な使いにくい家になったとの事。しかし業者は「既にいろいろ直したのでこれ以上は出来ません」との最終回答。瑕疵を直すのはあたりまえだと思いますが、そうではない業者も存在します。設計図のチェックや口頭での打合せ内容の文書化を最初に約束しておけば防げた事例です。早めに相談してほしかった事例です。


■FILE  10

★ 短期間しか養生しない基礎。

NPOがメーカーの家を施工チェックした例です。計画段階で基礎の養生が短期間だったので聞いたところ「速乾性のセメントを使うから大丈夫」とのことでした。しかし念のため工事の当日に早朝に現場に行って材料を確認したところなんと一般的なセメントです。すぐ施主に事情を説明したことで事なきを得ました。NPOの施工チェックが役に立った例でした。


■FILE  9

★ ベタ基礎の工事をする約束で布基礎を施工された。

この業者には首を傾げてしまいます。書類でも打合せでも「ベタ基礎で対処します。」と言っておきながら布基礎で施工をしていました。そのことを知った施主と法律関係の方が抗議に行ったら逆に怒鳴りつけて事務所から追い出し、次の日には脅しの電話を掛けて残金を全額支払わせました。施主さん(女性)は「怒らせると怖いのでこのままにして工事をお願いするしかありません」とのこと。こんな対応をする会社でもいまだ元気に(?)営業をしております。法治国家日本でも住宅トラブルの顛末はこんなお粗末なものです。ちなみに当方にはこの会社の相談が何件も入っています。ぜひ契約前に相談に来ていただきたい会社です。


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■FILE  8

★ 契約後にオプション料金などで2千万円も上がった 。

小さい自宅兼マンションを4000万円で契約した施主さんは契約時200万円の契約金額を支払いました。しかしその後の打合せで2000万円もオプションで上がりました。営業マンは「あなたが必要だから注文したのでしょ」と言いますが、施主さんは「必要なものが初めから入っていないなんて」と困り果てました。これほど多額の負債を負うことは出来ません。契約前に相談にきていただければ見積書に入っていない、つまりオプションで追加になる部分をご説明できたケースです。しかし契約後の解除は多額の違約金が取られる可能性があるので注意が必要です。(弁護士の先生によると1000万円以上請求されるケースもあるとの事、悲惨ですね)


■FILE  7

★ 準当選のはずが全然安くなかった 。

別件で相談にきた方です。メーカーのキャンペーンに応募しましたが当選しませんでした。でも「準当選しました。お安くなりますよ。」という言葉に契約をしましたが、なんだかんだで普通の値段になったそうです。実はキャンペーンは単なる顧客名簿を作るための手段なのです。応募をするとその年中もれなく営業攻勢が始まり、最終的にそのメーカーで普通の金額で家が建つ事になります。せっかくの1生に1回の買い物ですから、もうちょっと冷静にそして楽しく家づくりをしたいものですね。良いも悪いも含めてこの業界のいろいろな手口を初めに知っていただきたいと思います。


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★ 転がるゴルフボール。

建築後1年のケースです。2階が傾いてきたとの事。NPOスタッフが確認に行くと 床のゴルフボールが複雑な軌道を描きながら転がっていきます。その他にもいろ いろな不具合が。工務店に文句を言っても、のらりくらりの対応。法的な処置を含め検討中だそうです。工務店の選択基準や施工チェックを前もって依頼していただければと悔やまれました。


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★ 見積書は妥当なの?(その2)

相談者は見積書を持ってこられました。契約直後でした。契約後に話をしたら契 約後に金額が上がる雰囲気があるとの事でした。見積書を見せてもらうと、確か に契約金額は安いですが必要と思われる設備が抜けています。「きっとこれは後 でオプションの値段が相当上がると思いますよ」とアドバイスをしました。私たちの指摘したことが心当たりがあるとの事。その方はそれ以上の金額が払えなかったため手付金の50万円を放棄して契約を破棄せざるを得ないと嘆いていました。契約前に相談に来て頂きたかったつらい経験です。


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★ 見積書は妥当なの?(その1)

相談者はあるツーバイメーカーで建築を計画していました。契約前に相談に来られました。見積書のチェックをしてほしいとの事。中を見てみると詳細に渡って きちんと内容が網羅されています。値段的にも妥当なものでした。その方は安心して帰りました。順調に工事が進んでいると思われます。こういった相談はいつでも歓迎です。


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★ 契約書は大丈夫??

坪単価も高く、仕事の質も高いと言われている会社との契約直前に相談に来られました。契約書の確認を依頼され中を見ましたが一般的な契約書に比べ施主の側が不利な内容になっています。そのことを相談者にも告げましたがそのまま契約をしてしまいました。評価の高い会社なので大丈夫だろうと思っていたのですが、それから2ヶ月程してまた相談に来られました。基礎の施工がひどいとの相談でした。スタッフが現場に確認に行きましたがアンカーボルトが極端に端に偏っています。とりあえず致命傷ではないと思いますがそれなりの補強が必要ではないかとのスタッフの意見でしたが、施主に不利な契約書が問題にならないと良いが、と心配しています。せっかく契約前に相談に来られたのに問題が出た珍しいケースとなってしまいました。


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★ トラブル時に誰も対応してくれない。

建築2年後の住宅でした。急に家の真中に大量の雨が落ちてきました。驚いてすぐに住宅メーカーに連絡をしましたが、この2年間で担当営業マン、所長、設計者がいなくなっていました。すぐに対応してくれるようお願いしたそうですが「 どちらさまですか?」と言った対応で補修の手はずをしてくれませんでした。『 「ずっと私が面倒を見ます」と言った営業マンを恨めしく感じました。』とは奥様の言葉です。NPOスタッフに連絡が入り状況を確認の上、メーカーの交渉の場に うかがいました。「NPOスタッフが来てから初めて文書できちんと回答をもらいました」とのこと、その後は順調に補修が進みました。営業マンの契約前の口約束は当てになりません。約束を本当に実行して欲しい人は契約前にNPOに相談にきていただければその方法をお教えいたします。(契約前なら有利に話し合いが進みます)


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