欠陥住宅・リフォームトラブルから身を守れ!トラブル事例、業界のカラクリから原価までプロだけの情報を公開します。


欠陥住宅・リフォームトラブルから身を守れ 仙台市NPOハウジングネットコンシェルジュ 軌跡

欠陥住宅・リフォームトラブルから身を守れ 仙台市NPOハウジングネットコンシェルジュ 軌跡

あるファミレスで私は友人と待ち合わせをしていた。
友人の名はJ氏
彼とは食品販売の仕事で知りあった。
住宅業界とはまったく違う業界の人間である。
彼はなぜ自分が呼ばれたのか、いぶかしげな表情で席についている。

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「欠陥住宅で困っている人やこれから家を建てる人のお手伝いをしたい」
そんな気持ちは住宅関係の仕事をしている頃から持っていた。

そしてその気持ちを具体化するために住宅業界を離れてからすでに
2年が経過している。
本業も軌道に乗ったし、そろそろ活動をはじめようと何人かの住宅業界に
関係した友人にこの話を持ちかけた。

しかし予想以上に反応は冷たかった。
「そんなことして何になるの?」
「住宅業界は君の思っているより厳しいところだよ」
住宅関係の友人達からは良い反応が得られなかった。

それで僕は手当たり次第に声をかけることにした。
いっしょに活動してくれる仲間が欲しかったのだ。
実はこの時までJ氏が住宅業界の経験者だとは思ってもいなかった。

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呼び出したJ氏を前に僕は切り出した。
「そろそろ自分の仕事も一段落し、自分が前からやりたいと思っていたことが
 あるので聞いて欲しいと思ったんだ。
 それは家を建てる人のサポートをすることなんだ。
  きっと困っている人がたくさん居ると思う。」

すると驚いたことにJ氏は「おもしろそうですね。」と言った。
僕は驚いた。
好意的な反応が返ってくるとは思わなかったからだ。

「佐々木さんには話したことはありませんでしたが、実は住宅の職人だったのです。
 住宅メーカーもたくさんやりましたよ。」

そして彼が職人として体験した、現場の問題を話し出した。
彼は住宅の現場のひどさを体験し、幻滅して業界を離れたという。
2人は意気投合し、活動を共にすることになった。

その時J氏の携帯に臨時ニュースがメールで入った。
それはあの9・11。アメリカのビルに飛行機が突っ込んだと言う大事件である。
今思えば運命的な日になったものだ。



欠陥住宅・リフォームトラブルから身を守れ 仙台市NPOハウジングネットコンシェルジュ 軌跡

その後、別の少数の協力者を得て組織が稼動した。
活動の時間は本業を邪魔しない土日の午後に決めた。
そして最終目標は「宮城県から欠陥住宅をなくす。」と大きな志を決めた。

NPOのメインの活動は2つである。

・欠陥住宅やトラブルで悩んでいる人を応援すること。
・これから住宅を建築する人をサポートすること。

きっと私たちの活動を理解してくれる住宅業者はたくさんあるはずだ、と
思っていた。
私たちを敵対視する悪いメーカーもあるだろうが、良心的な会社にとって
僕らのような客観的な立場で施工のチェックや評価をする団体は
好都合のはず、 と勝手に思い込んでいた。
そんな良心的なメーカーの施工チェックを中心に、業界を良くしていけたら、 と
もくろんでいた。

セミナーを始める前に200社もの住宅メーカー、フランチャイズ、工務店に
招待状を送った。
しかし一般の人が大挙して来たのに比べ、住宅業界の人で来たのは
たった一人だけ。
それも「社長から言われてちょっと見に来ました」と言う女子事務員だ。
終るなりそそくさと帰っていった。

あてが外れた。がっかりした。

しかしそんな感情はたくさんの住宅トラブルでふっとんでしまう。
セミナーが終了し「何かご質問はありませんか?」との問いかけに
たくさんの手が上がった。
彼らは口々に「住宅業者にだまされた」「ひどい家になった」と悲惨な状況を
話し出した。
中には泣き出す人まで現れる始末。

僕らの見込みは大きく外れた。

住宅業界に問題があるのはわかってはいたが、予想以上に深刻だったのだ。
そんな状況で第三者が介入するのを歓迎する会社なんてあるわけがない。
甘かった。



欠陥住宅・リフォームトラブルから身を守れ 仙台市NPOハウジングネットコンシェルジュ 軌跡

それからの週末はトラブルに悩まされている人の対処に明け暮れた。

初めに対応したのが仙台近郊に住むSさん。
建築業者は他県から参入したC社というビルダーだ。

店舗付住宅だったが、店舗の入り口が高く階段が異常に急な角度で
とても危険な状態。
とてもお店の入り口ではない。
その他にもシックハウスや他の問題も山積み。
良くこんな設計をしたなと、建築士の声。
施主の要望を勝手に変え、施主の無知を利用して変更承諾書に印鑑を
押させていた。

その後、2度3度と責任者と話し合いを持つものの一向にらちがあかない。
業者はミスを認めながらも最終回答は
「これ以上対応をしない。不満があるなら裁判でもなんでもしてみろ。」だった。
さらにメーカーの部長は「文句をつけるなら今後アフターはしない。」とまで
言い放った。

腹が立った。
それがこんなひどい仕事をした会社のセリフなのか?

あとは民事訴訟で訴えるしかない。
残念ながらSさんは高額な裁判費用の前に泣き寝入りせざるを得なかった。

ほどなくしてC社は仙台にあった支店を撤退させてしまった。
それからは本当にサポートがなくなった。

自分の無力さを感じた。
せっかく努力しても何も報われないことがある。
脱力感が体にのしかかった。

次に対応したのがHさんだった
Hさんは住宅メーカーZ社で仮契約を結んだあとに見積金額が1000万円も
追加された、との事。

さらにHさんの出した「仮契約書」を見て唖然とした。
これは仮契約書ではない。正式な本契約書だ。

この事実にHさんも驚きを隠せない。
Hさんは事情もわからずに合計三千万円もの建築契約を締結させられていた。

さっそくHさんはZ社営業マンに話を切り出す。
「営業マンさんには仮契約だと何度も確認したのに、本契約書ではありませんか?」
「はい。そのとおりこれは本契約書ですよ。いえ、前のご説明は仮に
本契約をしてですね。また後で詳細の契約をすると言う意味なんですよ」と
平然と答える営業マン。

押し問答の後、Hさんが言った。
「これほど信用できない人とは話を進められません。契約は解除します」
それを聞くと営業マンの顔色が変わった。
「承知しました。でも書類上ではこちらにも言い分がありますよ。」と帰っていった。

Hさんは怒っていた。
お詫びの言葉もないのだから当然だろう。
しかしもっと怒っていたのはZ社だった。
後日、Z社の裏の顔を知ることになる。

数日後、突然Hさん宅に内容証明が届いた。
差出人はメーカーZ社の顧問弁護士。
内容は驚くべきものだった。
「正式な契約を自己都合で破棄したので○○百万円払え。
そのためにまず一人で弁護士のところに来るように。」という内容。

「ハンコを押したくせに、生意気な口を叩くからこんな目に遭うんだ。」
とばかりにHさんに圧力をかけたのだ。
こうして私たちはさらなる挫折を味わうこととなった。



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この2つの体験から僕たちは認識の甘さを痛感した。
他の業界では起きないようなトラブルがたくさん起こっている。
そして正当な主張をしているはずの施主さんがなぜか負けてしまう。

「なぜ住宅はこんなに問題が多いのだろう?自動車業界ならば
欠陥自動車はまず無いし、小さい問題でもリコール騒ぎになる。
自動車の金額が契約してから上がる事も絶対にない。
明らかに住宅業界だけ他の業界とは違っている。」

その後の調査で住宅問題の原因が判明した。
原因は2つある。

一つは住宅がリピート商売ではないことだ。
施主に反感を持たれようが喜ばれようが、彼らは2度とお客にはならない。
ならばこの1回で利益をたくさん出せば会社が儲かるという理屈だ。
たくさん利益を上げれば広告宣伝に金をかけられる。それが彼らの考える善循環。
(そしてまじめな会社ほど広告宣伝ができないという矛盾。)
その手口はいろいろと見つかった。
家を建てる人はたいてい初心者なので丸め込むのも簡単だ。

そしてもう一つの理由は住宅建築に関する法律がとても甘いということ。
この法律は驚くほど業者側に有利な抜け穴がたくさんある。
業者はその抜け穴をたくみに利用しているのだ。
でも素人にはなかなか見抜けない。

例えば建設業法では明細見積書の開示は義務ではなく努力目標にすぎない。
だから明細見積書を出さなくても処罰されないのでたいていは出さない。
一括下請負の禁止なども上手にすり抜ける。
アスターサービスでさえ行わなくても処罰されない。

私たちはこうした事実を知りNPOの方向性を根本から変える事にした。

「一般の消費者が考えるほど多くの住宅業者は良心的ではない。
それは相談者から話を聞けば聞くほど身にしみた。
家作りの初心者である施主さんでも良い家作りをするためには、
正しい情報とサポートが必要だ。そうしなければ悲劇が繰り返されてしまう。」

それからは相談者や住宅関係者、公的機関などから情報を集め続けた。

活動を始めてすでに10年が経過した。
住宅問題の情報に関してはほぼすべてを網羅できた、と思う。

・悪徳業者が使う法律の抜け穴
・見積書、契約書の正しい読み方
・悪徳業者が契約後に価格をつり上げる手口
・悪徳業者が使う不平等な契約書
・欠陥住宅ができる理由
・業者の評判
・ローコストメーカーの裏事情
・宮城県の住宅事情
・土地探しから家の完成までのトラブルを避ける正しい手順
・長持ちする家を建てる方法
・営業マンが言わない各工法の長所と短所
・宮城県での欠陥住宅の実例と予防法
・正しい見積書の例
・良心的な業者を選ぶ方法
・安くて良い家を建てる方法

さらに家を建てる方が得する情報も手に入った。

・良い家を安く建てるためにアメリカで採用されている仕組み。
・住宅ローンの保証金を下げる交渉術。
・職人や業者の社員が自宅を建てる時に使う裏ワザ など

残念ながら具体的な内容はホームページでは公開することができない。
信頼できる相談者にのみ個別相談でくわしくご説明させていただいている。

だれもが目を丸くして驚く、実際に役立つ情報である。
みなさんが喜んでくれるので、私たちもやりがいを感じる。
相談者の声クリック

個別相談の時間は約2時間。
一度の相談で必要なアドバイスができるようになった。
もちろん相談には何度でも来て欲しいと願っている。
(Z社から攻撃されたHさんもなんとか救い出すことができた)

すでに約2000人のお手伝いをさせていただいた。
大勢の方のお役に立てて、とてもうれしい。

宮城県庁にも努力が認められ、県庁での講演依頼をいただいたり
みやぎ版住宅の企画にも参加することができた。

たくさんの友人ができたのも思いがけない喜びだ。
私の団地でも5家族が家を建てており、仲良くさせてもらっている。

これからも地道だが、楽しく活動を続けていこうと決心している。

こんな時に個別相談においでいただきたい
● 一生に一度の家造りで悔いを残したくないと思った時
● 業者と話を進めてて疑問が出てきた時
● 見積書や契約書をもらった時

できれば契約前に来ていただきたい。
契約後では交渉の余地がなくなってしまう。

もちろん欠陥住宅など建築後のトラブルにも対応している。
ただし解決にはかなりの労力と費用がかかる場合があることを理解していただきたい。

あなたと個別相談でお会いできる日を心から楽しみにしています。
個別相談の申込み

NPO法人ハウジングネットコンシェルジュ   代表 佐々木 孝 スタッフ一同

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